ソニーが新製品「Xperia Z」を発表
ソニーモバイルコミュニケーションズは、新製品となる「Xperia Z」をアメリカ・ラスベガスで開催の家電展示会「CES」で発表した。
Xperia Zは5インチのフルHDによる大画面ディスプレイに、1.5GHzのクアッドコアCPUを搭載。バッテリーは2330mAhと大容量となっている。
Xperiaシリーズと言えば、従来は曲線を生かしたデザインが多かったが、Xperia Zは、角張ったフラットなフォルムに仕上がっている。本体は7.9mmと薄く、まるでガラスの一枚板のような質感となっているのが特長だ。背面はガラス、電源ボタンにはアルミを採用するなど、高級感のあるデザインといえる。
実際に触ってみたが、大画面でありながら、本体が薄いので、手におさまる大きさに仕上がっている。とにかく質感が高く、所有欲をくすぐるデザインに感じた。
5インチのディスプレイはフルHDで、443ppiという高密度液晶を採用した。Retinaディスプレイが人気のアップル・iPhone5が326ppiであるから、Xperia Zがかなりの高密度だということがわかる。
カメラには新開発の「Exmor RS for mobile」を搭載。画素数は1310万画素。動画でも逆光を気にせずに撮影でき、さらに静止画と動画を同時に撮影できるようにもなった。ソニー・Cyber-shotの技術を応用し、夜景撮影時にはノイズを少なくして高画質化を実現。人肌などの撮影にも強くなった。
NFCだけでなく、Felicaにも対応。アメリカで発表された「Xperia Z」ではあるが、ソニーでは「日本で発売の予定」とアナウンスしている。ソニーからは具体的な発表はされていないが、昨年のCESで発表された新製品がNTTドコモから発売された流れを考えると、XpeiriaZもNTTドコモから発売される可能性が濃厚だ。