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今日の心と体の調子は?自律神経失調症を防ぐ工夫とポイントについて解説

精神科医しょう精神科医/メンタルドクター

こんにちは、精神科医しょうです。

毎日を健康に過ごすには、自律神経のバランスを保つことが大切です。

では、自律神経のバランスを保つにはどのようなことに気を付けたら良いのでしょうか?

運動、食事、休養などの一日の生活の仕方と、身の回りの環境は自律神経と深く関係しています。

運動をしたり、食生活に気を付けたり、十分な睡眠時間をとったりすることは、ある程度自分で意識してできますが、対人関係や仕事などは自分では整えることが難しい場合もあるため、とらえ方の工夫や考え方を柔軟にしていく必要があります。

特に刺激を受けやすいHSPさんや真面目な方、繊細な方は精神的な面からも自律神経が乱れやすい傾向があります。

そこで今回は、自律神経失調症を防ぐために普段からできる工夫について考えてみたいと思います。

今日の心と体の調子はいかがですか?

「健康」とは元気であること、具合の悪いところがないこと、やる気があることなど心も体も調子が良い状態のことです。

まずは、今の心身のコンディションについてチェックしてみましょう。

・朝、気持ち良く目覚めた。

・朝食をおいしく食べられた。

・具合の悪いところがない。

・人と話すのが楽しい。

・集中して仕事や勉強をしている。

・体を動かすのが楽しい。

〇の数はいくつありましたか?

ぐっすりと眠れた日は、仕事や勉強に集中できた、体をたくさん動かした後は食事をおいしく食べることができたなど、経験があるかと思います。

自身の経験を振り返り、より健康な生活を送るためにはどうすれば良いのかを考えてみると良いかもしれませんね!

自律神経を整えるための基本とは?

まずは一日の生活の仕方を振り返ってみましょう。

「運動」「食事」「睡眠」を主とした規則正しい生活を送れていますか?

人間は大昔から、昼間は活動して夜は眠るという生活を繰り返してきたため、体はこのリズムを覚えており、リズムが乱れると心身の調子が悪くなると考えられています。

日々、軽い運動を心がけリフレッシュするようにしましょう。

食事は一日を元気に過ごす源として、栄養バランスの良いものを3食食べるようにしてくださいね。

食事をしっかりとらない生活が続くと、病気にかかりやすくなります。

睡眠に関しては、日本人の睡眠時間は世界で最も短いと言われており、健康や発育、発達にも影響があるとして、問題となっています。

適切な睡眠時間は個人差があるため、一概には言えませんが自分に適した睡眠をとるように心がけましょう。

環境を調節する工夫とは?

身の回りと環境は、健康的な生活を送る上でとても大切です。

しかし、自分ではどうにもならないこともしばしばありますよね。

たとえば、天候による寒暖差や気圧の変化、住環境による騒音やにおい、対人関係、仕事、受験、育児…など多くの方が難しい状況を経験するのではないでしょうか。

そこで、とらえ方の工夫をすることで心が少しラクになる方法をいくつか紹介したいと思います。

・気候による自律神経の乱れ

夏は冷房による冷えで、冬は乾燥により体調を崩してしまう方も多いのではないかと思います。

体調不良を防ぐためのオススメの方法としては、先述した規則正しい生活を心がけることにプラスして夏は羽織るもの持ち、冬はマスクを着用するようにしましょう。

また、夏も冬もできれば人混みを避けることをオススメします。

やむを得ず、大勢の人が集まる場にいかなければならない場合は、適度に休むことを心がけ心身を落ち着けるようにしましょう。

また、部屋の中に大勢の人が集まる時には、季節を問わず喚起することを心がけるようにしてくださいね。

部屋の窓や戸を閉め切ったままにしておくと、人の吐く息や目に見えない小さな埃、細菌などが溜まりやすくなり、具合が悪くなることがあります。

また、冬場に締め切った部屋でストーブをつけると、物が燃える時に出る汚れや空気が部屋に溜まり一酸化炭素中毒を起こす恐れがあるため危険です。

・思考のクセによる自律神経の乱れ

対人関係や仕事、学校によるストレスは誰でも多かれ少なかれ抱くものですが、同じ状況下に置かれた人同士でもとらえ方や考え方に差があるため、ストレスを良い刺激に変える人と、気に病んでしまう人がいます。

どちらが良い悪いという訳ではなく、自分にとって苦手だと思う刺激は避け、負荷がかかり過ぎないようにしましょう。

また、HSPさんや真面目な方の中には出来事に対して「自分が悪い」と自分を責めてしまう方がいますが、決してそうではありません。

拡大解釈や過度の一般化など、一部分しか見えていないこともあるため、自身の思考のクセが影響していないか客観的に評価してみることも大切です。

まとめ

今回は日々の心と体の調子と自律神経を整えるためのポイントについて触れてみました。

自分で意識すればできることと、工夫が必要なことについて理解を深め、健康的な生活を送るヒントを見つけてみましょう。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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精神科医/メンタルドクター

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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