【三股町】商品も空間もオシャレ!地域で不要になった服を販売する古着屋とカフェスペースがオープン。
こんにちは、ベーグル犬885です。
5月27日に三股町にオープンした古着屋「NAZO」、地域住民が持ち寄った洋服を再利用し、SDGsを意識した取り組みを行っています。
場所は三股図書館に近い五本松にあります。東原というバス停の前です。
空き家だった社会福祉法人博愛会・みどり園の建物を、古着屋にして若者も集まれるおしゃれなお店に再利用しようと、1月から社会福祉協議会を中心にボランティアを募りリノベーション。
そして、2024年4月27日オープンしました。
オープンに行った友人によると、「クッキーもコーヒーも美味しい!」とのことでした。
地域住民が不要になった服を「カイシュウモンスター」と呼ばれるボックスで回収し、クリーニング後に販売。
入り口には愛嬌があるキャラクターの回収ボックス『カイシュウモンスター』がお出迎え。現在ここのお店以外に5箇所(計6箇所)にあるそうで、口をパカっと開けて古着を食べたそうに待っています。そうして集めた古着を地域で循環させる発想は面白いですね。
回収拠点がある場所は現在6箇所
三股町
(1)NAZO店舗
(2)三股町社会福祉協議会(元気の杜)
(3)三股町物産館よかもんや
@yokamonya
(4)樺山購買部
@kabayamakobaibu
(5)コメーキングスペースコメ
@co_mekingspace_come
宮崎市
(6)若草HUTTE
@wakakusa_hutte
回収した服はスタッフが状態を確かめ、クリーニングをしたあと、店で販売されるとのこと。そのため、販売されている洋服はとても状態が良く、安心して購入できます。回収した全ての物をお店に並べることはできないので、その選別もきっと大変だと思います。
ナゾの服屋に集まった服の行き先は?
・販売される服・・・店に集まる人たちの笑顔とコミュニティーが生まれる
・寄付される服・・・困っている人てちの助けになる。
・リサイクルされる服・・・別の何かに生まれ変わる
「捨てるにはもったいないなぁ…。」と思ったお洋服はカイシュウモンスターに入れてみてはいかがですか?
しかし、靴下や下着、損傷の激しいものは回収不可とのこと。
コーヒーとスイーツも
古着を買いにこなくても美味しいコーヒーとスイーツの販売もあります。
NAZOオリジナルブレンド(450円)を飲みました。三股町の中村珈琲店がこのお店のために作ったブレンド珈琲だそうです。深煎りで美味しい珈琲でした。抹茶ラテやレモネードも美味しそうです。
お店の一角にはドリンクのお供として宮崎市のまるはちというお菓子屋さんのクッキーも販売されています。そして三股発のKIMAMA PRODUCTS(キママプロダクツ)のおしゃれな雑貨も置いてあります。
「転居して1年後に服屋の店長になっているなんて想像もしてなかった!」
店長の堀田志穂さんは昨年関西から三股に引っ越してきたばかり、「まさか1年後に洋服屋さんを開いているとは夢にも思っていたなかった!」と、びっくりしながら、好きなお洋服や地域の方々との交流を楽しんでいるようでした。
「人や地域のつながりを深める、居心地の良い居場所にしたい」と語っています。
古着なので、驚くほど高い値段のものはなく、みているだけでもほっこりするものもありました。
子供服もありました。おしゃれなものはしっかりした値段がついてありますが、状態も良いものばかりで新品と比べるとずいぶんお得だと思いました。
筆者があるグループチャットで「『NAZO』に行ってみようかな?」と呟くと、他のメンバーも興味を持ち、11時のオープンの時間に行ってみると6人と1匹が集まりました。みんな行ってみたかったらしいです。
入り口付近の窓際にゆったりと座れるスペースと、ロフトにも飲食スペースがあります。
気になっていたけどまだ行ってない人はぜひ行ってみてくださいね。