香り高い燻製料理とピンチョスが楽しめる燻製バル「ESTARICO」がオープン!(札幌市中央区)
5月14日グランドオープンした「燻製バルESTARICO(エスタリコ)」に行ってきました。オーナーの三苫大志氏とは別なお仕事で一緒になったご縁で、今日のオープンを知りました。15:00からの営業なので、土曜日の今日はベストタイミング! なかなか楽しいバルのご紹介です。
「バル」とは!
「BAR」と書いて、イタリア後の発音では「バール」、スペイン語では「バル」といいます。「バル」とは、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパでは、「酒場」や「居酒屋」「軽食喫茶店」を指します。
朝はカフェとして、昼はランチをするカジュアルレストランとして、夕方以降は一杯飲める場所として、地域のコミュニケーションスペースとしての役割も担っているようです。
スペインには、バラエティに富んだ「地方料理」や「郷土料理」が数多く存在します。地方の料理をベースにしながら、レストラン・タヴェルナ(居酒屋)や、チーズやエスカルゴなどの小皿料理がいろいろ楽しめるタパスバル(立ち飲み居酒屋)などがたくさんあります。
帯広発祥の自家製燻製おつまみが楽しめる店!
5月14日、15:00にグランドオープンした「燻製バル『estarico』」。
帯広で操業46年を迎えた「ランチョエルパソ」の新業態のお店です。ランチョエルパソといえば、帯広の大自然の中で自ら育てた放牧豚「どろぶた」を使ったさまざまな料理を提供するレストランです。
ランチョエルパソで人気の自家製ソーセージや生ハム、グループ会社の「たかもり燻製工房」のスモークベーコンなどの燻製を、ピンチョスやタパスにして提供しています。
ほかにもいろいろ興味深いメニューがいっぱい!
私は、本日の燻製盛り合わせ「燻製5種盛り合わせ」をチョイスしました。卵やサバ、カマンベール、プロセスチーズの燻製、燻製牡蠣のオイル漬け、そして瞬間燻製ポテトチップス&燻製明太子ソースが一皿に!
動画をアップできなくて残念なのですが、ポテトチップスが入ったガラス容器の蓋を開けると、瞬間的にかけた白いスモークが立ち上り、中には良い香りのポテトチップスが!
これ、本当にオススメです。私なら、このメニューでビール2杯は飲めます!
ポテトチップスの燻製だけのメニューもありますよ!
他にも自慢の料理がいろいろ!
そうそう、アルコールもいろいろあります。「帯広ビール」もありますし、スペインのお酒もあります。
帯広ビールは!
「帯広ビール」は「ランチョ・エルパソ」が醸造する地ビールです。ベルギービールの伝統的な製法にならって造られた、十勝・帯広を代表する地ビールです。
3種類の飲み比べセットもあります(1280円)。
そして、ぜひ飲んでいただきたいのが「チャコリ」です。チャコリは、ピレネー山脈の西側、スペイン北東部とフランス南西部の国境を挟んで広がるバスク地方で造られる、フレッシュで爽やかな酸が特徴のワイン。
高いところからグラスに流し落とすように注いで、鋭い酸味を和らげ、ワインの香りと果実味を開かせる独特な注ぎ方(エスカンシア)をするのもこのワインの特徴です。もちろんお店でもそのような注ぎ方をしていました。
美味しい豚肉「どろぶた」!
エルパソ豚牧場で大切に育てられているのが「どろぶた」です。十勝の広大な大地でのびのびと育てられたオリジナルの放牧豚。放牧により、ストレスを減らし、木の実や自然の土に含まれるミネラルなどの栄養分をたくさん摂取しながら、通常の放牧豚より2カ月も長い8カ月飼育することでより大きく成長します。
その名の由来どおり、どろんこ遊びが大好きで、いつもドロドロ。しかし、牧場の土にはビタミンうやミネラルが含まれており、豚たちは天然の土を食べることで豚特有の臭みを大幅に抑え、肉質や味に深みを与えます。
ちなみに店名の「エスタリコ」とは、「美味しい」という意味だそうです。
スペインに行った気分で、また伺いたい!
<燻製工房ESTARICO(エスカルコ)>
*住所:札幌市中央区南4条西3丁目3-3すすきのビルB1
*TEL:011-522-7255
*営業時間:15:00~0:00
*定休日:なし
*公式インスタグラムはこちら。