Yahoo!ニュース

日野市は「農のある暮らし」がテーマ。日野産野菜の直売所ファーマーズセンターで日野市の魅力を再発見!

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

実は米農家で育ったひのさんぽ。

結婚を気に日野市民になったのですが、初めて日野市内を車で走った日の、農業の残る懐かしさを覚える風景を今も覚えています。「俺ら東京さ行くだ」ではありませんが、「東京だ!」と気負って日野市にやってきてホッとしたのです。

「農のある暮らし」をテーマとしてかかげている日野市ですが、実は後継者不足の問題や宅地化など複数の要因から、ここ10年間で日野市内の農地が約30%も減少している(「第4次日野市農業振興計画」策定に向けた市民アンケートより)そうなのです。

確かに豊田駅周辺はかなり変わったし、畑ばかりだったところにどんどん家ができたり、日野市に移り住んで10数年間の変化は実感しています。

とはいえ! トマトをはじめとした野菜類を中心に、旬のブルーベリーやぶどうといった果樹類、そして酪農に養鶏と様々な農業が行われている日野はまだまだ農業の魅力を存分に感じることができます。

今回は東光寺にある「七ツ塚ファーマーズセンター」を通じて、日野市の農業の魅力を再発見してもらい、持続可能な地産地消の暮らしができるこの素敵な町を、ここで暮らす皆さまとこれからも一緒に盛り上げていただきたいと思います!

細長~い東光寺大根で有名な東光寺地区には、古くから7つの古墳があると言われていたことから「七ツ塚」と呼ばれるようになったそう。糠と塩だけで漬けた素朴な「日野名産東光寺たくあん」はお正月付近だけ販売される希少な限定品。

七ツ塚公園に隣接する「七ツ塚ファーマーズセンター」は農業者と市民との交流の場として2012年10月に誕生しました。ここでは、「日野市農の学校」という農業体験や料理教室を通じて、農業への理解を深めることができます。

スタッフの方が日野市内の農家を周り集荷しているという新鮮な日野産野菜がお手軽価格で販売されています。採れたてのしゃきっとした鮮やかな野菜たちをみると、料理の意欲もUPしますよね(^^)美味しそう!

私もつかっている日野市の名所が可愛くデザインされた「ひのわんわんトート」は生地もしっかりしていて、洗濯を繰り返してもへたれず、長く使っています。エコバックやお子様の習い事バッグにもおすすめですよ。

お土産のネタにもなる「土方歳三うどん」や、日野市唯一の養鶏場である由木農場の卵も。日野産だけでなく、日常的に使う食材も販売しています。

イチオシは併設するレストランの日替わり野菜ランチ(600円)。野菜たっぷりのヘルシーで優しい味わいのとっても美味しいごはんなんです。直売する野菜のフードロス対策の一環にもなっているそうでいいことづくし!

写真は2023年8月2日の日替わりランチ
写真は2023年8月2日の日替わりランチ

ステーキやハンバーグのような派手さはないけど、ホッとする味付けの美味しいご飯です。副菜の小鉢がたくさん並ぶのも嬉しいですよね。自分で作るとなると大変です。

公式X(旧Twitter)にはその日の野菜ランチのメニューと野菜の豆知識がポストされるのでそれを見るのも楽しみの一つです。

七ツ塚ファーマーズセンターは日野市の美味しい野菜、地域の魅力を共有できるスポット。ぜひ日野市の魅力を堪能してみてくださいね!

七ツ塚ファーマーズセンター
住所:日野市新町5-20-1
電話番号:042-586-6831
営業時間:10時〜18時(年末年始以外ほぼ年中無休)
駐車場:20台(無料)

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

ひのさんぽの最近の記事