中華蕎麦 三藤

2014年に目黒区にオープンされ、その後ミシュラン2021まで7年連続で掲載されていたお店、中華蕎麦 三藤さん。

周りには商店街などはなく、決して人通りも多いとは言えない場所ですが、こちらにラーメンを食べに通う方は少なくありません。

お蕎麦屋さんのような佇まい、だけど店内は高い天井で空間がとっても広く、和モダンな感じになっていました。カウンターにはほぼ何も置いてなくスッキリしています。

日本料理のベースとなる旨味を、中華蕎麦で表現されているというその調味料の一つの醤油は熟成醤油を使用されています。

醤油や素材にこだわったメニューは、熟成醤油と辛味薫香醤油の２種類となっています。

店内にはミシュラン掲載の証が飾ってありました。

熟成醤油 味玉付き

シンプルながら整ったビジュアル、麺線がビシッとなっていなくても、美しく見えるのは全体的に見せ方が上手なのだと思います。着丼から美味しそうでした。

メンマ、チャーシュー、味玉、かいわれともう一種類の葉物が乗っています。

スープは醤油の味が深く芳醇、独特の風味があります。時折何かのスパイスのような風味が香りますが、いい意味で癖のあるスープでそれが上品で繊細な感じの味わい。
飲んでしまいたくなる衝動にかられます。

非常に柔らかい大きなチャーシュー

コリコリの厚みのメンマも美味しかったです。

小麦の風味が豊かな麺は、国産小麦「春よ恋」を100％使用されているとの事。麺の色から蕎麦を想像させられます。スープと一緒に啜ると日本蕎麦を食べているような感覚にもなりました。

自家製佃煮の卵かけご飯

こちらご飯にもこだわっていて、美味しいお米を使用されています。この自家製の佃煮も非常に美味しいタイプです。醤油の代わりにこの佃煮の味で、ちょうどいい味わいになっていて美味しかったです。

ラーメンの味わいだけではなく、お店の空間的な演出も含めて、美味しく感じる一杯と感じました。

お近くにお越しの際は、一杯いかがでしょうか。

こちらの様子をYou Tubeに投稿しています。よろしかったら観てください。