JR京浜東北線など3路線が交差する東京・大井町駅から徒歩1分。

ビル群に囲まれた一角に哀愁感漂う町中華「丸吉飯店」がある。

今回ご紹介するのはコチラ。

因みに、“まるよし”ではなく“まるきち”と読む。

外観

歴史を物語るかのようにファサードが若干色褪せているが、私はこういうのが好きなのだ。

数多の競争に打ち勝ってきたその魅力がそこに詰まっていると思っています。

メニュー

ラーメン専門店と違い、町中華は一品物からご飯物まで幅広いメニューがあるのも魅力の一つですよね。

日曜の昼下がり、瓶ビールをグラスに注ぐ快感と言ったら堪らない。←30代の“一応”女です

麻婆麺

事前情報としてチャーハンと餃子が有名と情報をキャッチしていたが、何となくの直感で『麻婆麺』をオーダー。

そして食べてみてビツクリ。

こんなにもスープの味がわかる麻婆麺を未だかつて食べたことがない。

餡が全くドロドロしておらず、ありがちな“麻婆にスープが支配されてお出汁の味わいが迷子になる”という心配はありません。

日本一上品な麻婆麺ではないでしょうか？

麺はプリっとしつつもしなやかでベースの醤油スープにあっているし、店内で出迎えてくれた温和そうな店主と接客担当の女性お二人の温かさを料理から感じます。

家庭料理にプロのエッセンスが入ったというような感覚でしょうか。

とにかく、「最高」です

まとめ

後継者不足の問題が如実に表れてきている町の中華屋さん、無くなってしまう前にと精力的に町中華を食べ歩いていますが、歴史に裏付けされた実力は味以外にもたくさんの魅力が詰まっています。

大井町だけではなく、西小山にも姉妹店があるようなので、食べ比べてみるのも良いかもしれませんね。

とにかく、オススメです！