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【神戸市】神戸空港から台湾に行ける!来春台北・台中便就航、ん?台中?台中ってどんなところ?

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

先日、台湾のスターラックス航空が、2025年4月から神戸空港と台中、台北を結ぶ国際チャーター便を就航すると発表。さらにエバー航空も台北と結ぶ便を週2~4往復検討していることがわかりました。

神戸空港第2ターミナルビルの建設状況については10月にこちらの記事でご紹介しましたが、台湾のイベントも開催されていたことから、台湾便就航の話も進んでいるのでは?と予想していました。アタリ!でしたね。

現在はさらに建設が進み、開港日も2025年4月18日(金)に決定。

現在の神戸空港ではボーディングブリッジによる搭乗ですが、国際線が就航する神戸空港第2ターミナルではバスで移動し、タラップで機内へという形になるようです。

神戸からひとっ飛びで行ける台中ってどんなところ?

スターラックス航空は、神戸=台北(台湾桃園国際空港)線を週3便、神戸=台中(台中国際空港)線を週7便運航させます。

神戸市、兵庫県に住む台湾好きな人にとってはこれほど嬉しいことはないのでは?関空まで移動することなく神戸からサッと台湾へ向けて飛び立てるのですから。

画像:スターラックス航空 プレスリリースより
画像:スターラックス航空 プレスリリースより

ただ、観光客にはあまり馴染みのない台中への便が1日1往復というのがちょっと驚きですよね。台中って何があるの?という方も多いはず。

そこで、台中について少しご紹介します。実は筆者は台中でランタンフェスティバルが開催された年に訪れたことがあります。

台中の観光スポットで日本人に人気なのが「宮原眼科」。1927年に、日本人眼科医の宮原武熊氏が建設した建物がリノベーションされ、人気の菓子店になっています。台湾を紹介するテレビ番組でよく紹介されているのでご存知の方も多いことでしょう。

トッピングてんこ盛りのこのアイスクリームが大人気。

「勤美誠品緑園道」周辺は、オシャレなカフェが並ぶ通りがあったり、ぶらぶら歩いて見て回れる楽しいところ。映えスポットも多く女子旅にもおすすめ。

市内中心部には「新光三越」などのデパートも立ち並び、ショッピング客で賑わっています。新光三越は、日本語の通訳サービスもあるので言葉の心配もいりません。

敷地面積3ha余りの「秋紅谷公園」も人気スポット。夜間には美しくライトアップされます。

「台中国家歌劇院」は、世界的にも有名な日本人建築家伊東豊雄氏によって設計されたもので、世界9大新ランドマークにも選ばれています。内部も曲線、曲面が活かされた斬新なデザイン。建築に興味のある方にもおすすめです。

「彩虹眷村」もよくテレビで紹介されていますね。取り壊しが決まっていた軍人村の家の壁に、ある一人のおじいさんがペンキで絵を描き始めたことで、人気の観光スポットになりました。カラフルな色と素朴で可愛い絵がいい味出してますね。

あと、台湾最大の湖でサイクリングで1周できる「日月潭」や、台湾のウユニ塩湖とも言われる「高美湿地」へも、台中からならバスで約1時間半で行くことができます。台中は、こういった台湾の大自然を楽しめるスポットへのアクセスも便利。

こちらは、台中を紹介する旅系ユーチューバー どこにでも行くドスコイさんの動画です。どんな街なのかがよくわかる興味深い内容なので、ぜひご覧ください。

最後のほうでは星野リゾートの「星のやグーグァン」も出てきますよ。

台中は台湾のほぼ真ん中、ちょうどいい位置にあります。新幹線(台湾高鐵)を使うと、台北へは約1時間、高雄(左營駅)へ約50分、台南へ約40分と各都市にスピーディーに移動できるのも台中のメリット。

そんな便利な魅力いっぱいの都市に、神戸からひとっ飛びで行けるようになります。

来春の就航がほんと楽しみ。

サンテレビのニュース「神戸空港から台湾へ! 来年4月から国際チャーター便就航」

神戸空港での国際チャーター便の就航を発表したのは、韓国の大韓航空、ベトナムのベトジェットエアに次いでスターラックス航空が3社目。計画中のエバー航空の正式発表が待たれます。

基本情報

神戸空港

神戸空港国際チャーター便への就航計画表明(神戸市公式HP)

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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