【大垣市】これがおくどさんで炊いたご飯なのか! 古民家カフェ「田の中屋」でウマすぎ絶品ランチ☆
2023年9月9日にオープンして以来、多くの方が足しげく通う店が大垣市上石津町堂之上にあるのはご存じでしょうか? 林道を越えて辿り着いた先にあるのが今話題の店「田の中屋」です。
2023年10月26日に伺いました。大垣市に本店を構える「みそ入大垣せんべい」でお馴染みの田中屋せんべい総本家が新しくカフェをオープン。こちらの店は、素材本来の味を楽しむことのできるメニューが満載なんですよ。
木のぬくもりを感じる店内は、古民家をリノベーションして作られています。大きな梁に土間、式台、縁側……。
木洩れ日と懐かしさを感じる店内は、田舎の実家に遊びに来たかのような温かさに包まれています。
ランチタイムのメニューはこちら。地元のジビエを使ったカレーや、地域のお米のおいしさを引き出すおにぎりの定食などがありましたよ。
こちらは期間限定メニュー。2023年11月上旬までは食べられる予定だそうです。
せっかくなので旬のメニューである「自然薯ごはん豚汁定食(1,500円)」をチョイス。お米のいい香りが漂ってきます。
地元産の自然薯はトロットロ。見てくださいこの伸び! ネバネバ好きの人にはたまりません。芋の味は濃厚で、ごはんとの相性も文句なし。お米の味もしっかり感じることができる箸が止まらない逸品ですよ。ウマすぎる!
こちらの薬味を乗せるとさらに自然薯の旨味が引き出されます。この日は白みそ、肉みそ山椒などのラインナップでした。日替わりなので変化があるのも嬉しいですね。
こんな感じで乗せて食べると、味の変化に魅了されますよ!
豚汁は旬の野菜が入っていました。こちらの店は地域の資源や素材を有効に活用しようと、食材は地元産のものばかり。豚汁の具も季節によって変化しますので、通年で楽しめる1杯となっていました。
せっかくなのでデザートもいただくことに。今回は「キャラメルテリーヌ(500円)」と「アイスティー(500円)」を注文。目からも楽しめる一品ですね。
左側にはみそ入大垣せんべいを砕いたものが、右側には塩とみそ入大垣せんべいの粉を合わせたのがトッピングされています。
キャラメルテリーヌにトッピングを付けて食べるのですが、もぉ絶品! 濃厚な味わいに思わず笑顔になってしまいますよ。
田中屋せんべい総本家では、みそ入大垣せんべいにキャラメルペーストをコーティングした「まつほ」という人気商品があるのですが、テリーヌにはこのキャラメルをふんだんに使用しているんだそうです。
アイスティーはスリランカの有名ブランド「ムレスナティー」を使った、田の中屋のオリジナルブレンド。白桃ジャスミン、バニラ、アセロラの各フレーバーを水出しした芳醇な香りをまとい、高貴なのどごしに圧倒されますよ。
店主の田中さんは「昔ながらの手仕事で丁寧に調理した料理を味わうことで、素材本来の旨味とともに、自分の中に眠る探求心やひらめきを感じてほしいんです」と話されていました。ちなみに店で提供されているお米は、すべてこちらの手作りのかまどで炊いたものを使用しているんですよ!
店の敷地内には子どもが遊べるスペースもあります。食事を楽しんだ後、周辺を散策するのもいいかも……。自然を感じながらのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
〇◎●店舗情報●◎〇
【田の中屋】
場所:大垣市上石津町堂之上1023-1
営業時間:11:00〜16:00 /L.O.15:30(※ランチ提供〜14:00まで 予約不可)
定休日:木曜日〜土曜日、第2.4日曜日(※変動あり)
公式SNS:ホームページ、X(旧Twitter)、Instagram