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【京都市下京区】線路の上で楽しむネオ屋台村「梅小路ハイライン」が今年もオープン

くまライター(京都市)

JR嵯峨野線の梅小路京都西駅の駅前…というか線路上に屋台村がオープン。他にはないシチュエーションの開放的な空間で、多彩な屋台によるフードやドリンクを楽めます。

梅小路の新名所「梅小路ハイライン」とは

それはJR嵯峨野線で移動していたときでした。梅小路京都西駅に差し掛かる際に、車窓の外に違和感のある光景が。線路の上に屋台がある…?

気になって降りてみて、向かった先は梅小路短絡線の高架上。なんと廃線跡地に屋台街がオープンしているではありませんか。

この「梅小路ハイライン」は、梅小路短絡線高架上にオープンした屋外の屋台村

梅小路短絡線(山陰連絡線)というのは、貨物駅の梅小路駅と丹波口駅間を結んでいた約2.3kmほどの路線。1918年(大正7年)に開業し、貨物列車や臨時列車などの運行に利用されてきましたが、2019年(平成31年)に梅小路京都西駅が設置されるのに伴って廃線となりました。

この廃線跡地を有効活用しようと始められたのが「梅小路ハイライン」です。
梅小路の新しい名所を作ろうと、鉄道の高架上で楽しめるという珍しい屋台ストリートが出現しました。

「梅小路ハイライン」に行くには

梅小路京都西駅の改札を出て、歩道橋を上がると…

すぐです。ここまでわずか1分。

地面に目をやると、線路の名残がありました。

廃線跡地とはいえ、線路の上を歩いているとまるで『スタンド・バイ・ミー』みたい。

この日はたいへんな猛暑で、訪れたのが昼過ぎだったこともあって非常に暑かったのですが、

屋外で飲むビールは最高です。

炎天下ではありますが、時おり吹きぬける風が心地よく、昼間っから気分良く酔うことができたのでした。

ふと目をやると、京都鉄道博物館が。線路の上というシチュエーションといい、鉄道ファンにはたまらないのではないでしょうか。

炎天下で飲むのもよし、夜景を楽しむのもよし、この開放感がたまらない「梅小路ハイライン」は7月から9月までの週末をメインに開催。屋台の他にも様々なグルメイベントが催される予定です。開催日や時間は日によって違うので、Webサイトからご確認ください。

梅小路ハイライン
京都市下京区観喜寺町56-3 梅小路公園内
公式サイトはこちら

ライター(京都市)

大阪生まれの大阪育ち、京都在住のライター・DTPデザイナー・イラストレーターです。京都の情報誌を経てフリーランスになりました。よろしゅうおたのもうします。

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