今回は京都大学近くのお店をご紹介。大学の近くって、安くておいしくてボリュームたっぷりな食堂がいろいろあることが多いんですが、今回もそんなうれしいお店。いつごろから営業されているのかは聞きそびれましたが、長らく京大生のお腹を満たしてきたことは間違いないと思われ。京大生ではありませんが、今回しっかりお腹を満たしてきたので、ご紹介いたします。

こちらが「末広食堂」さんの店構え。シンプル イズ ベスト という言葉がコレほど似合う外観にはなかなかお目にかかれませんて。場所は京都大学の南、平安神宮の北あたり。最寄り駅は京阪の神宮丸太町駅、東へ約1キロ、徒歩15分といったところでしょうか。「営業中」の札がぶらさがってますんで、安心して店内へと進みます。

で、こちらが店内。ゆったり4人がけのテーブルが4つ配置されておりまして、中央あたりにあるカーゴには新聞と漫画、そして湯呑がセットされておりました。13:30ごろの入店で、先客はカップルと男性お一人さまの2組。あとかももうお一人いらっしゃってました。

こちらは卓上にはノーメニューのスタイル。壁に貼られたメニューをチェックしてみましょう。いろんな定食が用意されているほか、平日には日替わりもスタンバイ。月曜から金曜までのメニューはかけかえできるようになっているので、いつもこの定食というわけではなさそう。ちなみにこの日は金曜日、ビーフ炒めの定食か……よし、それにしましょう！ と珍しくあまり迷わずオーダー決定です。

待ってる間、卓上の味変アイテムを一枚。なんとも味のある書体じゃありませんか。カップルの他愛のない会話が聞こえる昼下がりの店内には、ゆ〜っくりとした時間が流れておりました。

と、ここで日替わり定食の「ビーフ炒め」650円が登場です。メインディッシュに小鉢が2つ、お漬物に味噌汁という充実のラインナップでこのお値段はお安い！ さすが大学近くの食堂です。

小鉢は水菜鰹節トッピングと大根の炊いたん。水菜にはポン酢がかかっていて、さっぱりとした味わい。しっかりと炊かれた大根は優しい味付けでご飯にもよく合います。

メインディッシュは、玉ねぎ、人参、ネギ、こんにゃくといっしょにビーフが炒められています。味付けはウスターソースっぽい感じ？ シャキシャキの野菜と牛肉、そして少し柔らかめに炊かれたご飯の組み合わせは、お箸が止まらないおいしさです。付け合せのキャベツがたっぷりだったのも高ポイント。しっかり満たされてごちそうさまでした。

ボリュームある定食をお手頃価格で味わえる「末広食堂」さん。きっとオンタイムにはたくさんの学生で賑わっていることでしょう。壁のメニューによりますと、ご飯の量は大が30円アップ、小は10円引き、極小は30円引きになるほか、だしどうふ、ちらし玉子汁、納豆が各100円アップでつけられるなど、細かなチューニングも可能な様子。お伺いした際には、お腹の減り具合と相談して、いい組み合わせ見つけてくださいませ！