【京都市上京区】創業267年、老舗京和菓子『京菓子司 俵屋吉富』で味わう伝統の水無月
1年のちょうど半分6月30日は「夏越の祓」という神事がとりおこなわれ、京都では「水無月(みなづき)」が食べられます。外郎(ういろう)の上に小豆がのった三角形の和菓子。6月に入ると京都中の和菓子店やスーパー、デパートなどで「水無月」が店頭に並びはじめます。
「水無月」の三角の形は氷のかけらを表しているといわれ、のせられている小豆には邪気払いの意味が込められているそうです。
夏越の祓当日になると、人気の老舗和菓子店などでは予約販売を行い、店頭では売り切れが続出するほど混雑します。
宝暦5年(1755年)創業の老舗和菓子店『京菓子司 俵屋吉富(たわらやよしとみ)』
江戸時代の中頃の創業、室町通に本店があります。
『俵屋吉富』さんでは定番の白と黒の2種類の水無月を販売されています。さて、定番和菓子の水無月。老舗の味はいかがでしょうか。
外郎の厚みは少し薄めで小豆の量は多め。とてもバランスのとれた美しい形です。小豆がこぼれそう。
口に入れた瞬間、小豆の汁が溢れ口中に小豆の甘さが広がります。今まで食べた水無月の中では、最も小豆の味わいがしっかりとしています。それでいて外郎の甘みは控えめで後味はすっきり。控えめに言って美味しいです。我が家の定番に決定しました。
皆さんも老舗の水無月を是非お試しください。売り切れている場合もありますので、事前に確認されることをおすすめいたします。
京菓子司 俵屋吉富
京都市上京区室町通上立売上る室町頭町285-1
TEL: 075-432-2211(代)
営業時間:AM8:00~PM4:00
駐車場:本店向い お客様駐車場(1台)
定休日:毎週 日曜日・水曜日