Yahoo!ニュース

ドコモもスマホ下取りキャンペーンを実施

石川温ケータイ/スマホジャーナリスト
筆者撮影

NTTドコモは携帯電話、スマートフォンの下取りキャンペーンを開始した。キャリアによる下取りはすでにソフトバンクモバイルが提供しているが、iPhone5登場以降、契約者の伸び悩みが続くNTTドコモも対抗策を打ってきたようだ。

NTTドコモが11月16日から開始しているキャンペーンは、対象機種を下取りに出すと、機種変更時の電話機購入代金を5250円割引してくれる、というものだ。キャンペーンは12月31日まで提供される予定だ。

下取り対象となる端末は、AQUOS PHONE SH-01Dなどの比較的新しいものから、2011年3月以前に発売されたGALAXY S SC-02BやLYNX 3D SH-03C、さらにはiモード機種やらくらくホンシリーズが対象となる。下取りが適用されるにはドコモプレミアクラブ会員であり、対象機種に故障や水漏れ、著しい外観破損がないことが条件となる。

実施店舗は全国のドコモ取扱店(一部店舗を除く)。

下取り額は5250円の一律となり、新機種購入時に使えるドコモポイントが付与されるかたちとなる。購入する際の機種はどれでもいい。

キャリアによる下取りキャンペーンは、ソフトバンクモバイルがiPhone5発売時より実施している。すでに使っているスマートフォンを下取りしてくれるため、ユーザーとしては新機種が買いやすくなる(ソフトバンクの場合は下取り金額を毎月、分割して値引いていく仕組み)。

キャリア側とすれば、ユーザーの流出を食い止める効果があるとされる。iPhone5発売以降、他キャリアへのユーザー流出が激しいドコモとしては、下取りキャンペーンの実施で何とかユーザーを囲い込みたい考えだあるようだ。

下取り対象機種は以下の通り。

ARROWS Kiss F-03D

F-03D Girls'F-12C

LUMIX Phone P-02D

AQUOS PHONE SH-01D

XperiaTM acro HD SO-03D

ARROWS X LTE F-05D

ARROWS μ F-07D

Optimus LTE L-01D

Optimus bright L-07C

MEDIAS LTE N-04D

GALAXY S II SC-02C

GALAXY S III SC-06D

AQUOS PHONE SH-12C

XperiaTM acro SO-02C

GALAXY S SC-02B

LYNX 3D SH-03C

F-04D

L-03B

P-02C

P-03D

P-06A

P-06B

SH-02A

F-01C

SH-01B

SH-07B

N-05C

らくらくホン ベーシックII(F-07A)

らくらくホン ベーシック3(F-08C)

らくらくホン7(F-09B)

らくらくホン6(F-10A)

ケータイ/スマホジャーナリスト

日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経TRENDY編集記者としてケータイ業界などを取材し、2003年に独立。現在は国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップル、海外メーカーなども取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。ニコニコチャンネルでメルマガ「スマホ業界新聞」を配信。近著に『これからの5Gビジネス』(エムディーエムコーポレーション刊)がある。

石川 温の「スマホ業界新聞」

税込550円/月初月無料投稿頻度:週1回程度(不定期)

日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。スマートフォン業界の「今」を伝えます。

※すでに購入済みの方はログインしてください。

※ご購入や初月無料の適用には条件がございます。購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。

石川温の最近の記事