【富士宮市】誰もが知ってる三角屋根のお蕎麦屋さん『そばの蔵 志ほ川』古民家風の店内で食す和食は絶品!
国道139号沿いにある三角屋根のお蕎麦屋さん。昔から変わらない佇まいなので、ご存じの方が多いのではないでしょうか。
お蕎麦好きを主張している私ですが、10年ほど前までは「できれば食べたくない…」というくらいのお蕎麦嫌いでした。
10年ほど前『そばの蔵 志ほ川』さんで法要後の食事を用意してもらい、供養のためにと嫌いなお蕎麦に渋々手を付けたところ、悲しみもぶっ飛び「えっ、お蕎麦ってこんなにおいしいの?」と思わず感激!それ以来、お蕎麦が大好きになり、現在の自称蕎麦通に至りました。
なので『そばの蔵 志ほ川』は私の中でお蕎麦のおいしさを教えてくれた師匠的な存在なのです!
大きな合唱作りのような三角屋根の入口には深い緑の暖簾、格子から零れる灯りに風情を感じます。
梁のある高い天井から下がる電球色の照明、店内は古民家風で掘り座卓もあります。
またテーブル席側は和の空間でありながら、デザイン性の高い椅子や照明が空間を彩ります。
今回は、『鴨汁そば(¥1550)』と『そばがき(甘)(¥800)』を注文しました。
『鴨汁そば』は良く火が通った甘いネギと、茄子、脂の乗った厚い鴨肉が惜しげもなく入っています。
鴨肉の出汁が効いた甘めのつゆに、蕎麦を浸して食べると、体に染み入る旨さです。
私を蕎麦好きにしてくれた味だけあります!
そばがきは、そば粉を水またはお湯で溶いて練り塊状にしたもので、昔は細く切って食べるお蕎麦よりも一般的だったそうです。
シンプルな食べ物なので、原材料の良し悪しが分かりやすいと言われていて、作り方にもコツが必要なそばがきをメニューとして提供しているのは、蕎麦の原材料も自信がある証拠とも言えます。
もちっとした歯ごたえとともに、口の中に広がる蕎麦の香り。お蕎麦のようにずるっと食べてしまうのではなくて、しっかりと噛むことで蕎麦特有の風味が楽しめます。薬味をつける事によってそれぞれとの相性や香りの違いを感じながら完食しました。
食後にはご厚意でデザートをつけて頂きました。苺の味がダイレクトに味わえるババロア風のムースは定番メニューにして欲しいおいしさでした。
店員さんもみんな気さくな方ばかりで、趣のある店内でおいしいお蕎麦を堪能し、心もお腹も満足の食事でした。
住所:富士宮市城北町667
TEL: 0544-24-0100
営業時間 :11:00〜15:00 17:00〜21:00
定休日:水曜日