【御殿場市】深キョン主演『隣の家族は青く見える』のロケ地『胎内神社』 富士山御胎内清宏園を散策!
御殿場市印野にある『富士山御胎内清宏園』は富士山の噴火で埋まった溶岩地帯に長い年月をかけてできた森で、御殿場市指定野鳥の森でもあり、園内には国指定天然記念物の印野の熔岩隧道『御胎内』、安産祈願で有名な『胎内神社』があります。
2018年にフジテレビで放送された木曜劇場で、妊活に立ち向かう夫婦を描いた『隣の家族は青く見える』ドラマ内で、深田恭子さんと松山ケンイチさんが社に手を合わせていたシーンのロケ地は、ここ『胎内神社』でした。
『胎内神社』は、子宝や安産などの御利益があることで有名なんです。
富士山御胎内清宏園は樹空の森の横の道を700mほど進んだ先の突き当りにあります。
駐車場前の道は自衛隊の車が通るためか、舗装はされておらず穴ぼこが開いている箇所もあるので気をつけてくださいね。
駐車場横には総合案内所があります。ここで入園料(大人200円)を支払います。
入園時に頂いた園内マップには、
①運が良ければ静岡県の県鳥であるサンコウチョウを見ることができるという全長約1700mの『野鳥の森散策コース』
②熔岩隧道や洞窟、池や林など園内の自然を満喫できる全長約1200mの『清宏園周遊コース』
③御胎内をはじめ、観光散策エリアを気軽に楽しめる全長約400mの『印野の熔岩隧道観光コース』
の3つのコースが紹介されていました。
今回はお手軽に回れる『印野の熔岩隧道観光コース』を散策することにしました。
案内所を過ぎてすぐ右側には野鳥の森入口があります。『野鳥の森散策コース』はこの入口から側道に入るようですが、ここはまっすぐ、舗装された道を進みます。
その先に見えて来たのは『安産夫婦岩』です。父の岩と母の岩、間にある恵岩は子どもなんだそう。
ドラマの中で深田恭子さんが恵岩を撫でていたシーンが頭の中で回想されました。
5月中旬から下旬に来るとこの辺りの遊歩道ではいろんな種類のツツジが鑑賞できるようです。
看板の奥には『母の池」と『父の池』そして2つをつなぐ『家内喜橋』が見えました。
一旦開けたところには秩父宮妃殿下御手植樹や、皇太子殿下御来園記念之碑、珍しい管状熔岩樹形があります。
この辺りから胎内神社の鳥居が見えて来ます。鳥居から少し下がったところに『胎内神社』があり、その右側に『御胎内』がありました。
この熔岩隧道は溶岩流に飲み込まれた樹木の形が空洞として残った溶岩樹型が複合し、U字型になっています。
入口から父の胎内の小腸部、大腸部、五臓部を経て、母の胎内のへその緒、子返り、母の肋骨、産道と続いている印野の熔岩隧道は、構造を人体の内部に見立てて『御胎内』と呼ばれています。
入口は屈まないと入れないくらいに天井が低いです。
出口は更に狭く、内部は這いつくばらないと通れないくらい細い場所もあるそうなので、入洞は断念しました。
入洞したい方は総合案内所でヘルメットとライトをレンタルできます(50円)ので、チャレンジしてみてください。
帰りに総合案内所で御朱印(200円)を頂きました。ほんわか優しい差が伝わるお母さんと胎内にいる子の絵は見ているだけで癒されます。
安産や良縁のお守り(500円~)などもあり、総合案内所で受けられます。
散策時間は20分ほどでしたが、歴史ある雄大な自然を満喫することができました。
富士山御胎内清宏園
住所:御殿場市印野1382-1
TEL:0550-89-4398
入園料:大人 200円 小人 100円
営業時間: 2月~10月 8:30~17:00
11月~1月 8:30~16:30
定休日:年末年始を除き、年中無休