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【日立市】ウクレレで広がる新たな出逢い 軽やかで温かみのある音色を取り入れ生活に彩りを

やむ83地域ニュースサイト号外NETライター(日立市)

生活の中に音楽があると心が豊かになるような気がしますよね。何か音楽を始めたいという時に、あなたなら何が思いつくでしょうか。今回は小さく持ち運びのしやすい、比較的取りかかりやすい楽器「ウクレレ」を製作されている工房をご紹介します。

森山町の国道6号から少し奥に入った場所に、「ウクレレ工房マコレレハンドクラフト」があります。

オーナーの平野さんは会社員時代に、小さくて可愛いフォルムをしたウクレレに興味を持ち購入し、その後ウクレレ製作も開始。2010年には脱サラし自身の工房をスタートさせ、来年2025年の3月には工房開業から15年を迎えるそうです。

形や色合いは様々ですが、シンプルな木目が美しい
形や色合いは様々ですが、シンプルな木目が美しい

工房には平野さんこだわりの、シンプルながら洗練された木目の美しいウクレレが店頭販売されています。初心者用の購入しやすい価格帯のものもありましたので、これからウクレレを始めたいという方にも最適です。

木材を原料とするウクレレは天候の影響を受けやすいことから3、4本を同時に製作し、数カ月かけて完成させるそう。これまで製作されたウクレレの本数は実に335本。その経験から、平野さんはウクレレの材料としてハワイアンコアや楓の木を定番として使用しているそうです。

カエデで製作されたという新作のウクレレ
カエデで製作されたという新作のウクレレ

平野さんが作るウクレレを求め、県内外からのオーダーも多いんだそう。平野さんのインスタグラムかメールから問い合わせをすれば、オーダーメイドのウクレレを作ってもらうことができますよ。

平野さんの作業場
平野さんの作業場

工房見学にも対応されていますが、不定休のためご希望の方は事前に問い合わせしてみてくださいね。私も実際に工房を見学させていただきましたが、木材の色合いやツヤ、木目がそれぞれのウクレレによって異なるのが分かりました。

どんな場所でどのように作られているのかを見ることで、購入してからも、よりウクレレに愛着が湧くのではないでしょうか。

小ぶりなウクレレが可愛らしい
小ぶりなウクレレが可愛らしい

また、ウクレレ製作の際に余った端材を利用した、ウクレレの形のストラップも店頭販売されていました。他にもブローチやピアスも作っていただけるようです。こちらも購入希望の方は問い合わせをしてみてくださいね。

また平野さんはヒタチエ内の日立カルチャープラザで、ウクレレの講師も担当。2024年9月25日現在、第3、第4金曜日の18:30~19:30にウクレレ教室を開講されています。初心者コースと経験者コースがあり、30代~70代の方まで幅広い年齢層の方が合わせて25名ほど通われているそうです。

ウクレレの魅力について「どこにでも持ち運べてコミュニケーションツールになる」と話した平野さん。「ウクレレをしている人たちは温かく誰とでも仲良くなれるような、そんな傾向がある」とも話しています。ウクレレを通して自分の知らない誰かと繋がることができるなんて素敵ですね。

小さくて可愛く、持ち運びも簡単なウクレレで、あなたの世界を広げてみてはいかがでしょうか。

【施設情報】
「ウクレレ工房マコレレハンドクラフト」
住所:茨城県日立市森山町2丁目1-17
営業時間:9:00~19:00(不定休)
電話:090-2547-2101
インスタグラム

地域ニュースサイト号外NETライター(日立市)

日立市に越してきて数年。過ごしやすく面白い街なのに、市民でさえその魅力に気づいていない!?山も海も、楽しいイベントやお洒落なカフェ、がっつりグルメなどなど魅力満点の日立市。そんな市内のイベントやお店についてご紹介していきます!

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