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安倍総理の中東4カ国訪問の評価

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

安倍総理が多忙な日程を縫って酷暑の時期に酷暑の地域の4カ国を訪問した。いずれも日本にとって大切な国ではあるが、大国ではない。だがGCCとの友好に国家の生存がかかっている日本とっては、大国ではないが重要な国々である。人口が少なく石油の出なくなったバーレーンもGCCの六つの加盟国の一つとして、それなりの発言力を持つ。しかし、その国力は、石油大国サウジアラビアと比較すべくもない。だが、それゆえに敬意を払われることを欲している。他の国々も同様な心理である。今回の訪問の意義は小さくない。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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