安倍総理の中東4カ国訪問の評価
安倍総理が多忙な日程を縫って酷暑の時期に酷暑の地域の4カ国を訪問した。いずれも日本にとって大切な国ではあるが、大国ではない。だがGCCとの友好に国家の生存がかかっている日本とっては、大国ではないが重要な国々である。人口が少なく石油の出なくなったバーレーンもGCCの六つの加盟国の一つとして、それなりの発言力を持つ。しかし、その国力は、石油大国サウジアラビアと比較すべくもない。だが、それゆえに敬意を払われることを欲している。他の国々も同様な心理である。今回の訪問の意義は小さくない。
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