今回は、南アルプス市東南湖の安藤家住宅へ。築315年江戸中期からその姿を残す重要文化財で、2月3日から4月10日まで【ひなまつり】が開催中です。沢山の雛飾りが展示されますので、見学に行ってきました。安藤家住宅の過去記事はコチラです。

相変わらず立派な長屋門。

月曜日にも関わらず、結構来場者あり。おじいちゃん・おばあちゃんが、お孫さんを連れてきていたようで微笑ましい様子でした。

邸内には、江戸時代から現代までの色々な雛飾りが展示されています。

立派なお雛様がズラリと壮観。

造りが豪華。

細かい造り込み。

素晴らしい。保管するにも大変でしょう。

掛け軸雛とは初めて知りました。明治から昭和30年代まで盛んに飾られたそうです。

これはこれで面白い。近代の住宅事情から考えると理にかなっていると思います。

邸内には、いたるところに雛飾りが展示されています。ゆっくり探しながら巡ります。

各所に解説が付いていますので、読んで理解を深めることができます。

こういった展示方法好きですね。

今や一般のご家庭では飾ることが難しくなってきた7段飾り。

安藤家住宅だからこそ可能な展示方法。近代的な建物だとこの雰囲気は絶対に表現できません。

入場料を支払った際に、チケットと一緒に折り紙のお雛様が付いてきました。こういった小さな心配り・サービスが素敵です。作った方々は大変だったと思いますが。

毎年、この時期に開催される雛飾りの展示ですが、毎回展示方法に工夫がなされていて、何回通っても楽しめるようになっています。また、現代の住宅事情では大掛かりなお雛様を飾るのは難しくなっています。ご自宅では可愛いお雛様を飾りつつ、立派な雛飾りは安藤家住宅の展示で楽しむという方法も有りではないでしょうか？