観葉植物を弱らせるNG行為とは
観葉植物を何気なく育て、気づいたら調子を崩し枯らしてしまう。こんな繰り返しをしていませんか?
本記事では初めて観葉植物を育て始めた人でも、「なるほど!」と分かるように丁寧に解説していきます。
本記事でわかること
・観葉植物を元気に育てるコツ
・観葉植物を弱らせるNG行為
・弱った植物を復活させるアイテム
私はインスタグラムで観葉植物の育て方を中心に発信していて、ありがたいことに10万人以上の方にフォローしていただいてます!またインスタグラムではフォロワーさんの植物相談にもDMを通して回答していますので、植物で困ったときはフォローして下さい!
>>インスタグラムはこちらから
観葉植物を元気に育てるコツ!
観葉植物を元気に育てるコツは2つあります。次の2点を実施してみて下さい!
1.適切な時期に肥料を与えること
植物には肥料を「吸える時期」が存在します。与えれば吸ってくれるものではありません。
この吸う・吸わないの基準となるのが温度です。実は植物は周囲の温度が15度を下回ると肥料を吸わなくなります。また、植物は高温下でも肥料を吸うことが出来ません。
ざっくり言うと12月から2月と8月は土に肥料成分を残してはいけない時期になります。
つまり、植物を元気に育てるにはこの1年のうちの限られた中で最大限肥料を吸わせることが、非常に重要な私たち人間の最大ミッションなんです。
具体的な肥料スケジュールは下記の通り(観葉植物)
1月お休み
2月お休み
3月末ごろから施肥
4月から梅雨明け前まで施肥
梅雨明け後からお盆過ぎくらいまではお休み
お盆過ぎから11月初旬くらいまでは施肥
12月お休み
2.肥料を「上がり型」にすること
植物に与える肥料のパッケージには、必ず成分表示が数字で記載されています。この数字は左から窒素、リン酸、カリの成分割合を示したものです。
上がり型の肥料というのは、このうちカリの数字が最も大きい配合となっているものを指します。上がり型の特徴は植物を環境変化に強くするということ。室内はエアコンを付ければ暑く寒く乾燥し、少し位置を動かせば光が届かないこともあります。こんな環境で頑張ってくれる子にはぜひとも上がり型の肥料を与えてあげて下さいね!
観葉植物を弱らせるNG行為
実は何気なくやってる行為が、植物に強いストレスを与えて弱らせてしまうことがあるんです。今回は特にやりがちなNG行為を2つ紹介します。
1.場所を頻繁に移動させる
観葉植物をお持ちの方は、植物の葉が太陽の方向に傾く様子を見たこがあるはずです。実は植物にとって「葉の向きを変える」というのはめちゃめちゃ体力を使うことなんです。
それなのに、場所やら向きやら毎日変えてしまうのはちょっとかわいそうですよね。そもそも植物はその場に根を張り動かないという生き物のはずです。なるべく部屋の特等席でドシッと置いて可愛がりましょう。
2.風を浴びさせない
「風通しの良いところに置け」よく言われます。まさにその通りなんですが、イマイチ理由が伝わっていないせいで軽視されがちです。
実は植物は風を浴びることで光合成が促進されるとともに、土の乾きや蒸散するスピードが飛躍的に向上します。
反対に風を浴びれないと、植物の葉の周りに葉面境界層という粘性の高い空気の層ができてしまい、二酸化炭素の取り込みを阻害してしまうんです。風は自然な風を取り入れても良いですが、実はサーキュレーターなどで代用OKです。
もし、分かりにくいところがあればインスタグラムでDMして下さいね!順番にフォロワーさんからの質問に回答しています!
>>フォローはこちらから
3.弱った植物を復活させるアイテム
なんか調子が悪い!って時にあると便利なアイテムを紹介します!
1.魔法の砂利
インスタで紹介して「魔法の砂利」と言われたアイテム。鉢底に敷いたり、土の上に置いたり、水耕栽培でも使用できるミネラル補給系のものです!
詳しい紹介動画はインスタグラムで解説済み
2.リピートしたくなる殺虫剤
発売からずーっとリピートしてる殺虫剤。ミルベメクチンという成分が、うっとうしいハダニに効いてくれるので重宝しています。観葉植物のみならず花など植物全般に使用可能。
特に希釈はいらないハンドスプレータイプだから、面倒な手間無しですぐ使えます!植物に虫が付いてしまうと、防御応答が始まり上手く成長しません。特に観葉植物につくアブラムシ・ハダニ・カイガラムシは放っておくと爆発的に増え植物を弱らせます。
早めの対策が非常に重要です!
まとめ
うっかりやってた!ということがあれば記事を参考にお世話してみて下さいね!ではまた次の記事でお会いしましょう!