「角食」は北海道方言?「角食」=「食パン」を日々研究しているという「角食LABO」!(札幌市東区)
札幌市東区東苗穂にある角食専門店「角食LABO(ラボ)」。ここは、小樽製パン工場の直営店舗です。オープン開始から次々とこだわりの角食やパンを求めてお客さんが絶えません。そのヒミツをご紹介します。
「食パン」ブームですが…
大きな長方形の箱型の方で焼く「食パン」。「食パン」は日本での造語で、薄く切ってトーストにして食べたり、サンドイッチに用いたりされます。形によって「山型食パン(ラウンドトップ)」「角型食パン(プルマンブレッド)」「ワンローフ」などに分類されます。
日本の食パンは、イギリスの山型白パンやフランスのパン・ド・ミーなどに起源を持ちますが、日本人の好みの食感に合わせて、材料の比率や形、焼き加減などを変え、原型とはいささか異なった独特のパンと進化していったようです。
今、食パンがブームになっています。食パン専門店が増え、高級食パンが売られたりしています。
えっ?「角食」って方言なの?
私たち道民の多くは、当たり前のように角型食パンを「角食(かくしょく)」と呼んでいますが、「weblio辞書」には道外の人はあまり使わず、「北海道方言」と書かれています。(https://www.weblio.jp/content/%E8%A7%92%E9%A3%9F)
「角食」や「山食(山型食パン)」という呼び方は、主にパン業界で使われていますが、北海道民はこの業界用語を、なぜか普通に使っているみたいです。
「角食」を研究・製造しているLABO
東区東苗穂にある角食専門店「角食LABO(ラボ)」。オープン開始から次々とこだわりの角食やパンを求めてお客さんが絶えません。
ここは、小樽製パン工場の直営店舗です。
小樽製パンといえば、食パンやコッペパン、豆パンなど、札幌市内の小中学校や小樽市内の小中学校、石狩市の小中学校の給食パンを製造しています。
直売所店内に入ると、窓側に自慢の角食がいろいろ並んでいます。
プレーンや甘納豆、メープル、全粒粉など12種類の角食が並べられています。
工房側には菓子パン系が。
工場直結直売所ということもあるのか、どれもお手頃価格です。
私も迷いに迷って、こちらを購入。
メープル食パン。上の部分に砂糖が少しトッピングされています。
菓子パンは、120円のくりーむぱんやめろんぱん、特盛豆パンから、パッと見た感じ高くても200円程度ととても良心的です!
いろいろな種類のこだわりの角食と、昔食べた懐かしい菓子パンやワインなどにも合うパンなど、普段使いで利用できるパン店でので、機会があれば行ってみてください。
<角食LABO>
*住所:札幌市東区東苗穂10条2丁目19番20号
*TEL:011-791-2115
*営業時間:平日10:00~16:00 土曜9:00~12:30
*定休日:日・祝日 年末年始
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