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【富士宮市】富士宮で美味しい焼き鳥と釜めし言ったらここ!いつも賑わう人気店『一蕃鶏』

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

富士宮駅付近の一方通行の多い路地裏に隠れ家のようにある『一蕃鶏』さん。目立たない場所にありながら連日多くのお客さんで賑わい、週末は予約しないと入れないくらいの人気店です。

入口
入口

40年以上富士宮で焼き鳥と釜めしを提供し続けている『一蕃鶏』さんには、友人同士、会社仲間以外にもご家族連れのお客さんが多く見られます。世代を超えて愛されている老舗なんですね。

カウンター席と座席があります
カウンター席と座席があります

店内に入ると10人ほど座れるカウンター席と、大体30人ほどは入れる座敷(テーブルの位置は人数によって移動されます)があります。2階もあり、40人まで利用できるそうです。衝立がありますが、隣の席ともあまり距離が離れていないため、わいわい賑やかな雰囲気です。

取材の許可を頂きたいと女の子に声をかけると、忙しい中でも丁寧に対応してくれました!

メニュー表
メニュー表

最初の注文で、頼んで置くのをお勧めなのが釜めしです。釜めしは白米から炊き上げるため、時間がかかるので、早めの注文が良いです。釜めしの大きさ的にはお茶碗2杯強ほどのボリュームがあります。串物が美味しいのでついつい食べ過ぎて、釜めしを食べる余力がない!とならないように注文して下さいね。

お通しは山盛サラダです
お通しは山盛サラダです

『一蕃鶏』の美味しさの秘密は食材へのこだわりです。鶏肉は山梨の有料養鶏業者さんから、薩摩地鶏は本場鹿児島から、やさい巻には富士宮市にある「さの萬」さんの萬幻豚、築地市場で仕入れた野菜や、地元農家さんの新鮮な野菜が使用されています。

(左上)牛串ステーキリブロース(¥780)・(右上)手羽先唐揚(¥150)・(下)ねぎま(¥170)すべて1本の価格
(左上)牛串ステーキリブロース(¥780)・(右上)手羽先唐揚(¥150)・(下)ねぎま(¥170)すべて1本の価格

(左上)アスパラ巻・(左下)ニンニク巻・(右)しそ巻(各¥240)すべて1本の価格
(左上)アスパラ巻・(左下)ニンニク巻・(右)しそ巻(各¥240)すべて1本の価格

こだわりの食材を香り高い土佐の備長炭で焼き上げ、焼き鳥用に厳選された塩で味付けされている串物は絶品です。焼き鳥の皿にはわさびが、野菜巻の皿には梅肉が添えられていて、これをつけて食べるとまた一味違った美味しさが味わえます。

感動的においしかった生姜巻(¥240)1本の価格
感動的においしかった生姜巻(¥240)1本の価格

いろいろな種類の串物を注文しましたが、感動的においしかったのが『生姜巻』でした。
繊維が柔らかく辛みは控えめの生姜をジューシーな萬幻豚が包んでいます。そして絶妙な焼き加減はやっぱりプロじゃないと出せないおいしさです。

釜めしキター!
釜めしキター!

注文してから約40分くらいしたところで、釜めしが運ばれて来ました。

具がたっぷり!
具がたっぷり!

ふたを開けると、煮干しと昆布の出汁と具材の良い香りが湯気と共に広がります。白米から焚き上げられているだけあり、お米一粒一粒にまで旨みが浸透していて絶品でした。

周りの席をそっと見渡してみると『一蕃鶏』の〆はラーメンではなく、釜めしが定番のようです。どれをとってもおいしいものばかりの『一蕃鶏』が、人気店である理由は来てみると納得でした。

一番鶏ではなくて一蕃鶏です
一番鶏ではなくて一蕃鶏です

鶏が一番おいしく食べれるお店と言う意味で『一番鶏』だと思っていたのですが、看板を見上げると『一蕃鶏』でした。
この『蕃』と言う文字は訓読みすると『しげる』と読み、お客さんが増えるという意味が込められているのだそう。お店の名前に沿うように、今日も沢山のお客さんで賑わっていました。

お店の周辺は一方通行が多いので気を付けてください!
お店の周辺は一方通行が多いので気を付けてください!

一蕃鶏
住所:富士宮市東町22-7
TEL:0544-24-1429
営業時間:17:00~22:00(L.O21:30)
定休日:火曜日(祝前日の場合は営業)

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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