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ノ・シファンが27号先制2ランを含む4打点 ハンファが逃げ切って連敗を5で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
本塁打1位、先制決勝弾を放ったノ・シファン(写真:ハンファイーグルス)

12日のKBOリーグは全5試合が18時開始のナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス-トゥサンベアーズ(テジョン)は1回裏、ハンファの3番ノ・シファンがトゥサンの先発クァク・ピンの外角低め、148キロの直球をとらえた。打球は右中間スタンドに飛び込む先制の27号2ラン。本塁打王争いトップを走る、若き主砲の一発でハンファが2-0とした。

ハンファはプロ2年目の先発ムン・ドンジュが好投。6回を投げて被安打4、トゥサンを1点に抑えて2-1で終盤に突入した。

7回裏、ハンファは1点を挙げ、さらにノ・シファンがセンターフェンス直撃の二塁打で2点を追加しリードを広げた。

試合はハンファが6-1で勝利し連敗を5でストップ。先制弾が決勝打となったノ・シファンは、この日4打点を記録した。ムン・ドンジュは7勝目(7敗)。

◇8月12日(土)の結果

・LG 8 - 4 キウム(チャムシル)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:マッキニー

・SSG 3 - 2 サムスン(インチョン)

 勝:ソ ジンヨン

 敗:オ スンファン

・KT 4 - 3 NC(スウォン)

 勝:パク ヨンヒョン

 敗:イ ヨンチャン

・ハンファ 6 - 1 トゥサン(テジョン)

 勝:ムン ドンジュ

 敗:クァク ピン

・ロッテ 5 - 13 KIA(プサン)

 勝:イム ギヨン

 敗:チョン ソンジョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「首位LGが4連勝」

首位のLGツインズがキウムヒーローズに勝利し4連勝。2位のSSGランダーズがサムスンライオンズにサヨナラ勝ちしたため、両チームのゲーム差は6のまま変わらない。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

KIAタイガース戦に1番ライトで出場。1打席目キャッチャーへのファウルフライ、2打席目ライトフライ、3打席目ライト前ヒット。後続打者の二塁打で三塁に進塁後、内野ゴロでホームに還った。4打席目レフトフライ、5打席目セカンドゴロ。5打数1安打1得点。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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