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自民党総裁選についてよく知っておこう #専門家のまとめ

鈴木崇弘政策研究アーティスト、PHP総研特任フェロー
岸田総理は9月の自民党総裁選に立候補しないことを決断した(写真:つのだよしお/アフロ)

岸田総理が、衆議院選挙等が予想される中、内閣支持率や政治への信頼を回復できず、党内外での支持を失ってきていた。その状況で、来る自民党の総裁選に立候補しないことを決断した。これを受け、党内の総裁選に向けた動きが活発化。自民党総裁は、同党が与党である限り、総理になる可能性が高い。また誰が総裁になるかは、来る衆院選等での結果にも大きく影響する。それらの意味からも、私たちは自民党総裁およびその現状について知っておくべきだ。

ココがポイント

▼自民党総裁選がどのように行われて、総裁が選出されるかについてキチンと知っておこう

自民党総裁選とは 議員票と党員・党友票は同数(きょうのことば)(日本経済新聞)

▼今回の自民党総裁選は、派閥が崩れ、厳しい世論のなかで行われる。そのため、総裁選に向けたさまざまな動きが生まれている

自民党総裁選 10人超の名前挙がる 推薦人確保へ争奪戦過熱も(NHK)

▼なぜ重要なのかを、自民党の総裁選前に知っておくべきだ

「総理」と「総裁」の違いは?…自民党総裁選ドキュメント(日本経済新聞)

▼自民党総裁・総理が代わることになった。数字なども踏まえ、冷静に今後の政治の動向を考えていこう

NHK世論調査 内閣支持率 政党支持率 毎月の最新情報(NHK)

エキスパートの補足・見解

自民党の総裁選がどのようになるのか、候補者は誰なのか、今後明確になるだろう。その際には、候補者の政策や党やガバナンス改革への考え方や具体策等に注目すべきだ。同党の総裁は総理になり、遠からず衆議院選挙を行うだろう。現在、政治、特に自民党への不信感は強く、大きな政治の変化もありうる。それらの意味からも、誰が総裁になるかは、同選挙やその後の政治に大きく影響する。果たして政権交代は起きるのか。冷静に今後の政治の動向をみていく必要がある。

政策研究アーティスト、PHP総研特任フェロー

東京大学法学部卒。マラヤ大学、米国EWC奨学生として同センター・ハワイ大学大学院等留学。日本財団等を経て東京財団設立参画し同研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、自民党系「シンクタンク2005・日本」設立参画し同理事・事務局長、米アーバン・インスティテュート兼任研究員、中央大学客員教授、国会事故調情報統括、厚生労働省総合政策参与、城西国際大学大学院研究科長・教授、沖縄科学技術大学院大学(OIST)客員研究員等を経て現職。新医療領域実装研究会理事等兼任。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞。著書やメディア出演多数。最新著は『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか』

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