すぐ使えないもやしは「水に浸して保存してください!!」八百屋のお願い【そのワケとは】
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
食料品の値上げが続いていますね。消費者の皆さんも高くなっていると感じている方が多いと思いますが、私自身お店で働いていると日々値上げが行われていることを実感します。
とはいっても今の時代自給自足するのも難しいので、食料品は絶対に買わないといけないものですよね。食料品で節約するなら、よりコストの低いものを買うようにするしかないと思います。
そんなときに活躍するのが、青果コーナーのもやしです。豆の値段も高くなっているので、ここ数年で値上げしているお店もあるかもしれませんが、いまだに10〜30円台で販売しているお店も多くあると思います。
ただ、そんなもやしですが、非常に傷みやすいという弱点があるんです。せっかく節約を目的に買っても、腐らせてしまっては逆効果ですよね。
そこで今回は「もやしが長持ちする保存方法」を紹介していきます。
もやしを水に漬けて保存する
もやしは水に漬けて保存することで、1週間程度長持ちします。
もやしはよく水洗いした後、保存容器に入れてもやしが空気に触れないくらいしっかり水に漬けて冷蔵室で保存することで、長持ちします。
水を毎日変える必要があるので手間がかかることと、ビタミンなど水溶性の栄養も抜けてしまうというデメリットもありますが、長持ちするので買ってすぐに使えない場合にはオススメの保存方法です。
穴を開ける方法よりは手間がかかりますが、容器に移し替えて水に漬けるだけでシャキシャキの状態をキープしたままおいしく長持ちさせることができるのでぜひやってみてください。
水に浸すのが面倒な方は、もっと簡単な保存方法があるので、合わせて紹介します。
袋に穴を開けて保存
もやしは袋に数か所穴をあけるだけで、そのまま冷蔵庫に入れるのと比べて2倍近く長持ちします。※個体差があります。
もやしが腐りやすい原因は、もやしが入っている袋の中が真空状態だからです。
真空状態にすることで、雑菌の繁殖を防いだり、酸化を予防する効果があるのですが、その反面もやしは呼吸ができないと死んでしまうので、そのまま保存してしまうとすぐに傷んでしまうんです。
穴を開けることでもやしの呼吸を助けて長持ちさせることができるというわけです。
もやしが長持ちする保存方法まとめ
今回は「もやしが長持ちする保存方法」を紹介しました。
もやしは低単価ですが、傷みやすいという欠点があります。なるべく早く使うのが一番ですが、どうしても買ってすぐに使えないときは、今回紹介した方法を試してみてくださいね。
また、もやしは冷凍することもできます。お店にいったときに「もやしが特売で10円で販売されている!」なんてことがあったら、まとめて購入して冷凍してしまうのも良いと思います。
参考にしてくださいね。
他にも「食品の買いすぎを防ぐ買い物術」や「野菜が高騰したときの節約術」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。