「ブロッコリーは画像のように調理してはいけません」八百屋からのお知らせ!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
みなさんブロッコリーを食べていますか?ブロッコリーはビタミンCを豊富に含んでいるので、涼しくなってくるこの季節の風邪予防が期待できます。
また、ブロッコリーはたんぱく質や、たんぱく質の代謝に役立つビタミンB6、エネルギーの代謝に役立つビタミンB1・B2を豊富に含んでいるので、筋トレをしている方にも人気ですよね。たんぱく質は日常で不足しているかたが多いので、健康を維持するためにもブロッコリーは積極的に食べていきたい野菜といえます。
そんなブロッコリーですが、無駄に栄養素を流出させてしまったり、おいしくなくなる茹で方をしてしまっている方が多いんです。
そこで今回は「ブロッコリーをおいしく食べるための茹で方」を紹介していきます。
ブロッコリーをおいしく食べるための茹で方
ブロッコリーをおいしく食べるための調理方法を紹介します。
1.ブロッコリーを小房に分ける
2.ブロッコリーを袋に入れて10分水につける
この工程をすることで、ブロッコリーの蕾に潜む虫や汚れを除去することができます。
3.お鍋に水と塩(ティースプーン1杯程度)を入れて沸騰させる
4.ブロッコリーを入れて2〜3分茹でる
5.ザルにあげて常温で冷ます
これだけでオッケーです。「え?普通じゃない?」と思った方や「今までの茹で方と少し違う」と思った方がいると思いますので、ポイントを解説します。
ポイント1水から茹でない
ブロッコリーは上画像のように、沸騰していない状態の水から茹でてはいけません。
ブロッコリーはお鍋の水が沸騰していない状態で茹でると、茹で時間が長くなることで柔らかくなりすぎてしまうんです。
またブロッコリーに含まれるビタミンCやビタミンB群の栄養素は水溶性なので、長く茹でることでどんどん水に溶け出してしまいます。
色味や味も悪くなりやすいので、必ずお鍋のお湯が沸騰した状態でブロッコリーを投入することをオススメします。
ポイント2ゆでた後水にさらさない
こちらも間違えやすいポイントなのですが、ブロッコリーは茹でた後に冷ますために冷水にさらしてはいけません。
蕾の間に水が入ってしまい、べちゃべちゃになり、美味しくなくなるからです。
ぜひ今回紹介した2つのポイントを押さえて、ブロッコリーをおいしく食べてくださいね。
ブロッコリーの茹で方まとめ
今回はブロッコリーをおいしく食べるための茹で方を紹介しました。
これまで行っていた方法が間違っていなかったという方も、なぜこの方法が良いのかという理由を再確認できたのではないでしょうか。
他にも「ブロッコリーの茎を最大限無駄なくおいしく食べる方法」や「夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。