【西宮市】赤胴車から新型車両に置き換えられて、もうすぐ2年。阪神武庫川線の今の様子をお届けします。
2020年6月2日(火)まで阪神武庫川線で走り続けた、通称「赤胴車」。
1984年4月の武庫川団地前駅開業以降、36年間にわたり変わらぬ景色が見られました。
ですが、車両の老朽化もあって引退。
今は、新しい車両が走っています。
まずは、タイガース号。
阪神タイガースのチームカラーである、黄色と黒のカラーリングが目を引きます。
続いて、甲子園号。
阪神甲子園球場のツタや芝のイメージなのだとか。
そして、TORACO号。
阪神タイガースファンの女性を意識した、レモンイエローが特徴です。
最後に、トラッキー号。
球団マスコットが描かれた、ポップな車体がかわいいですね。
車両の置き換え後は、期間限定ながら運転席に人形を置いてみたりと「遊び心」が満載。
この沿線でスタンプラリーを行ったりするなど、単なる支線という扱いから、乗るのが目的になるような路線になりつつあります。
ちなみに、かつての赤胴車のうち1両は、近くの武庫川団地にて保存。
そばには、そのデザインがなされた自動販売機も置かれています。
余談ですが、この車両が製造されたのは、現在の武庫川団地前駅付近にあった武庫川車両工業。
生まれ故郷で、静かに余生を過ごしています。