【札幌市北区】北海道の旨味と甘味が詰まった「アスパラ天そば」は今月末まで!
札幌駅構内の「蕎麦紀行」に入りました。
というのも「ぶっかけアスパラ天そば」のポスターに惹かれたのです。
幌加内そばへのこだわり
このおそば屋さんは、札幌駅の改札内スペースにあり、幌加内のそばにこだわっているお店。
私のガイド仲間も電車の乗り換え待ちの時などに良く使うそうで、前から気になる存在でした。
空知の北端に位置する幌加内町では1970年代からそばの栽培がはじまり、寒暖の差の大きさや朝霧が出やすい環境などがそばの育成に最適ということで、現在では日本を代表するそば産地となっています。
個人的な感想ですが、幌加内そばの特徴は、独特の少し鼻に爽やかに抜ける香りの豊かさだと思っています。
さあ、「ぶっかけアスパラ天そば」だ!
そんな幌加内そばにアスパラガスを天ぷらにしてトッピングすると、どんな食のアンサンブルとなるのか?
やって来たのが、北海道産のアスパラガスの天ぷら2本がどんぶりから豪快にはみ出している、ぶっかけそば。見た目のインパクトはかなり強いぞ!
さて、お味の方は、、、、衣はアスパラガスの先端部分には軽くしかまぶされていない、しかししっかり天ぷらのマジックが効いているという心遣いが嬉しい。一番緻密な部分の美味しさがしっかり感じます。うまい!
そして衣のついた、根の方を食べてみると。。。あああ、甘い!
全然「揚げ物」というようなオイリーさはありません。
天ぷらにすることによって甘みが中に閉じ込められて、かなり糖度が高いアスパラガスに変化したような感じがします。かつ食感は柔らかくて、そばとしっとり絡み合う。空知の大地のミネラル感も強い。
さらに、そこに名脇役登場、網走産の山わさび!
これを使うと、甘めのツユとアスパラガスの甘さのアンサンブルが一層フレッシュに引き立ちます。
そして更に。。。
トッピングでたまごやおぼろ昆布を入れても美味しい。
この場合、そば湯が極上の美味しさになりましたよ。
更にカスタマイズ?
何と、冷の国稀もあった。
キーンと美味しい。個人的には純米酒好きですが、蕎麦酒にするならこの「上撰 国稀」のように、本醸造系の方がすっきり合うかもしれないと思いました。
そして、江戸時代にやっていた、そばに酒をかける方法も試してみました。少しだけ。
。。。あまりに美味しすぎます。
別にそばにかけなくても、暑くなって来たから冷酒でアスパラ天そば、おすすめします!
6月末までの限定です。
北海道の大地の香りと甘さを堪能できるおそばでした。暖かい方のおそばもおいしそうでした。
今回ご紹介した「アスパラ天そば」は残念ながら季節メニューです。6月末までとのことです。(品切れも予想されることはご承知おきくださいね。)
また、季節限定のおすすめそばなどが出ましたらチェックしてみたいと思います。
■北海道そば 蕎麦紀行■
住所:札幌市北区北6条西3丁目 JR札幌駅構内
営業時間:当面の間 11:00~21:00
定休日:無し
電話番号:011-207-1771