名古屋駅を歩いていると、こんな看板を見つけました。

アカザ、スベリヒユ、アオビユのかき揚げそば（税込み530円）。なんだなんだ、といただいてきました。

やってきたのは「よもだそば 名古屋うまいもん通り広小路口店」。JR名古屋駅広小路口改札近くのお店です。

アカザ、スベリヒユ、アオビユ？

アカザ、スベリヒユ、アオビユはてっきり東北の野草かと思いきや、調べてみると日本で広く分布する植物だそうです。皆さんきっと一度は目にしたことがあるのでは。小学校の校庭や畑の隅、あるいは都会のちょっとした隙間でも出会うことができる身近な植物です。

よもだそばで使用している山野草は青森県の牧場から直送されたものだそうですよ。

温かい蕎麦か冷たい蕎麦かを選べるので大好きな冷たい蕎麦にしました。料理が出来上がったら番号で呼ばれるシステム。活気がある店内で隣席から漂ってくる食欲を刺激するインドカレーの香りを感じながら待っていると、あっという間に番号を呼ばれました。

アカザ、スベリヒユ、アオビユのかき揚げそば実食

細麺にカツオ香るつゆ。肝心のかき揚げは「バリバリ」。山野草のかき揚げは、まるでお茶の葉を揚げたような食感でした。どれがどの山野草なのかはちょっとよくわからないのですが、ホウレンソウのような癖のない味わいの中に、フキノトウのような苦味が少々。野を感じる爽やかな風味があって健康になれそうな味です。素朴なおいしさです。

アカザ、スベリヒユ、アオビユのかき揚げそばは７月4日から始まった週替わりのメニューです。今だけの季節の味をぜひお試しくださいね！