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【菊池郡大津町】おかえりなさい。「SLあそBOY」が22日18年ぶりに復活!町内の沿線スポットを紹介

かいおーる地域情報発信ライター( 菊池郡・菊池市・阿蘇郡・阿蘇市 )

来年3月に引退が決まっているSL人吉が、9月22日、1日限定で「SLあそBOY」として復活します!

こんにちは、かいおーるです。

SLあそBOYは、2005年まで熊本ー宮地間を運行。

当時を知らない私としては、もう、わっくわく!!!

9月22日(金)はなんと肥後大津駅にも2回停車予定。

ということで肥後大津駅での停車時刻と、町内の沿線穴場スポットをまとめてみました

18年ぶりに豊肥本線を走る、SLあそBOYを見られるのはこれが本当にラストチャンス!

と言ったって、「いやいやいや平日でしょ?」「仕事や学校で見れないよ・・」という声が聞こえてきそう。

ですがっ

あきらめるのは、まだ早い!

JR九州より引用
JR九州より引用

今回運行されるのは「SLあそBOY」と、7月15 日に全線運転再開した南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ゆうすげ号」とがセットになったタイアップツアー。

ツアー当日はS班、L班と2つの時間帯で運行されます。

『おかえりなさい!「SLあそBOY」(18 年ぶりの復活運行) とおめでとう全線運転再開!南阿蘇鉄道トロッコ「ゆうすげ号」 にのるくまもと復興記念ツアー“つながる”旅』
※両プラン共に完売。

《運行スケジュール》
【S班】
SL で熊本駅10 時頃発→宮地駅着―バスで阿蘇地区観光―高森駅→トロッコ列車→立野駅―熊本駅17 時頃着

【L班】
バスで10 時頃熊本駅発―立野駅→トロッコ列車→高森駅―SLで宮地駅14 時半頃発→熊本駅17 時頃着

つまり、SLは朝、宮地駅まで行った後、休憩をはさみ、夕方熊本駅へ帰るという流れ。

そして22日における肥後大津駅の停車時刻は以下の通り。

【S班】 10:47~10:51

【L班】 15:30~16:06

夕方に運行するL班にご注目。

停車時間が30分以上もあるので、お仕事の合間や学校が終わってからでも間に合うかもしれません。

肥後大津駅では、当日に限り手旗の配布も行っています。

画像は南阿蘇鉄道全線開通の際に配られた手旗
画像は南阿蘇鉄道全線開通の際に配られた手旗

さらに、L班の停車中には、

・翔陽高校吹奏楽部の演奏
・乗客を対象にしたご当地ヒーローのマジックショー

など、乗客への盛大なおもてなしが行われるとか。

ただし、ホームに入れるのは乗客または入場券を購入した人のみとなっています。

それでも・・近くでSLを見たいんだ!

という私のようなあなたへ、沿線からSLを見られるおすすめの穴場スポットをご紹介。

・瀬田駅

大津町にもう1つあるJRの駅、瀬田駅。

名前は知ってるけどどこにあるの?

近くに住んでいても行ったことがない、という方も多いのでは。

見通しがよく、普段は人がほぼいないので電車の撮影にもぴったり。

・大津町運動公園裏の駐車場

遠くから聞こえる汽笛の音が徐々に近づいてきたと思ったら、颯爽と眼の前を走り抜けていく電車。

そんな景色が日常に溶け込む、個人的お気に入りのスポット。

草がだいぶ生い茂っているのがやや難点ですが、踏切があり近くまで行くこともできます。

あくまで駐車場ですので、くれぐれも事故や通行の妨げにならないようご注意ください。

・大津中央公園

子育て支援センターが隣接する、電車が見える町の公園。

幼いお子さんとも安心して一緒に見ることが出来ます。

2020年に限定運行した無限列車バージョン
2020年に限定運行した無限列車バージョン

走行する「8620形58654号機」(通称ハチロク)は、現在SL人吉として「熊本ー鳥栖」間を運行。現在、九州で現役走行している唯一のSL機関車です。

昨年11月で運行開始から100年を迎え、来年の2024年3月、惜しまれつつも引退することが決まっています。

もしかすると今の子供達が大人になる頃には、動いているSL機関車は見られないかも。

おかえりとありがとうの気持ちを、手を振って伝えたいですね!

運行当時の乗車記念証を持っている人が・・貴重!
運行当時の乗車記念証を持っている人が・・貴重!

明日の大津町は午後から雨模様。

沿線から手を振る際は、くれぐれも通行や運行の妨げにならないよう、マナーを守って楽しみましょう。

【SLあそBOY 復活歓迎イベント】
運行日時:2023年9月22 日(金)
お問い合わせ:
役場総合政策課 総合政策係 096(293)3118

地域情報発信ライター( 菊池郡・菊池市・阿蘇郡・阿蘇市 )

熊本県は阿蘇の麓・大津町から地域の魅力を日々発見・発信していきます。食べる、作る、調査・探検、生き物探しが好き。「まさかこんなところにこんな場所があったなんて!?」が大好物です。住んでいる人にとっても発見になるような記事を目指します。 大津町のフリーマガジンGO-OZUでも執筆中。

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