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【京都市】左京区 2024年の干支である龍♪鞍馬寺の龍神『閼伽井護法善』で龍神様に新年の昇龍祈願!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

2024年の新年です!

辰(龍)年がスタートしました。

今年も頑張ってレアでコアな記事から一般向け記事まで幅広く掲載したく思います!どうぞより一層の応援をよろしくお願いいたします。

さて今年初めての記事は、私が大好きな「鞍馬寺」にある水の神様(龍神さま)をご紹介したく思います。

パワースポットとしても大人気の「鞍馬寺」には、新年のお参りで毎年のように参拝させてもらってます。

千二百余年の歴史をもつ「鞍馬寺」は 、古神道や密教の山岳修行の場として栄えた霊山の鞍馬山にあるお寺。

650万年前に金星から降臨したという「サナトクマラ」=魔王(大天狗)が舞い降りた地にあります。

サナトクマラは鞍馬寺では「尊天」と呼ばれ、尊天とは「千手観音菩薩」「毘沙門天王」「護法魔王尊」の三身一体の姿を言います。

「月、太陽、地球」と「愛、光、力」も三身とします。

その鞍馬寺の境内に水の神様(龍神さま)が祀られている祠があります。

そこにあるお井戸の横にあるのも立派な龍神さまの像。

山全体に宇宙エネルギーが降り注いでいるパワースポットで龍神さまに近づける場所と説明を受けました。

天井に描かれた天龍の図も素晴らしいです♪ 玉眼入りのみごとな龍!

御祭神である千手観音菩薩、毘沙門天、護法魔王尊の秘仏が安置されている『鞍馬寺』。

かの有名なパワースポットである六芒星のある場所から「本殿」に向かって右側にある「閼伽井護法善神(あかいごほうぜんじん)」。

「閼伽井護法善神社」では、水の神が祀られています。

毎年行われる豊作を占う伝統行事である『竹伐り会式』は1000年以上も続いています。

長さ4m、太さ10cmもある青竹を大蛇になぞらえ、2人1組に分かれた鞍馬法師たちが、竹を伐る速さを競い合います。

6月20日に鞍馬寺で行われる水への感謝と吉事の招来を祈る行事。

その行事でも龍頭が出現します。

『竹伐り会式』について…

峯延上人(ぶえんしょうにん)が修行中に襲ってきた雄の大蛇を、法力ー真言の秘法で退治。

雌の大蛇は鞍馬寺の香水(こうずい)を守護することを誓い「閼伽井護法善神(あかいごほうぜんじん)」として祀られることになったという伝説に基づいた行事が『竹伐り会式』。

雄の大蛇のあとに現れた雌の大蛇は、魔王尊に供える水を永遠に絶やさないことを条件に命を助けられ、2匹の大蛇は閼伽井護法善神として祀られたのだといいます。

「竹伐り会式」に関係する龍蛇を祀っている『閼伽井護法善神』。

大蛇を龍と見るそうですよ!また登り鯉などが川や滝を登り天界では龍になると信じられていることから、水の神様として龍神さまはよく出没します。

鞍馬寺でも最もパワーが強いと言われる龍穴がある場所に建てられていると言われる金堂と閼伽井護法善神。

老舗会社である『高津商会』でも2024年は新しいことが始まるとっても大事な年です♪

2024年も皆様が昇龍のように勢いよく天に向かって登っていけますように祈願いたします♪

鞍馬寺
住所:京都市左京区鞍馬本町1074
Tel:075-741-2003

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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