「Cafe&Bar あいまいな境界」はこんなお店

5月に、茶山通りにお店をグランドオープンした「Cafe＆Barあいまいな境界」さん。

この一方通行の道を通るときに、おや？新しいお店かなと、立ち止まる方も多いはず。

下関駅からグリーンモールに抜ける、ここ「茶山通り」は、長い期間シャッター街となっていました。元気をもらえそうな黄色の外観で、とても目立っています。ワクワクしながら取材へ行かせていただきました。

「Cafe&Bar あいまいな境界」を運営するお料理担当の長門宗蔵さん（右）と、デザート担当の竹内たまさん（左）です。

みんなが繋がる多様性カフェを作りたい

長門さん（通称：そぞさん）は、フランスでお料理の修行をされたり、東京では公認心理士としてもお仕事をされていたそうですが、東京からUターンで下関に戻ってこられていました。

その頃、竹内さん（通称：たまさん）ご自身が、発達障害を抱えていらっしゃることもあり、同じものを抱えている人が繋がる場所を作りたいと思っていたところにお二人が出会ったそうです。

お会いしてすぐに意気投合、色んな人が繋がったり、安心できる場所づくりとして2人でお店を立ち上げることになったそうです。そこに、心理支援のプロの方がいるという…、これは本当に偶然の出会いだったのかと疑ってしまうほどよくできた、素敵なお話を教えて頂きました。

ちなみに余談ですが、夫婦ではないそうです。（よく聞かれるそうです。）

１階には、カウンターとテーブル席があります。

2階は和モダンの雰囲気で、テーブル席と、お一人でもお気軽に利用できるカウンターのお席もありました。

「Cafe＆Barあいまいな境界」のメニューはこちら

ランチやデザートメニューは季節によって変わりますので、Cafe&Barあいまいな境界さんのインスタでご確認ください。（お写真は2023年6月のもの）

お食事は、出汁から全て手作り。お味噌汁でさえ、時間がたつと美味しくないので、と、一杯一杯朝作った出汁に味噌を溶いて手作りされるそうです。

人気というカレーメニューには、隠し味として、必ず旬の果物をプラスするそうです！本当に絶品です。

「Cafe＆Barあいまいな境界」で今回頼んだメニューはこちら

本格的なイングリッシュスコーンと、オレンジチーズケーキ、フランスの高級茶葉を使用した紅茶を頂きました。

【イングリッシュスコーン】はしっとりしていて、上品な甘さです。紅茶に大変よく合います。13:30～14:00頃ですと、焼き立てのスコーンが頂けるかも、との事でした。焼き立てもまた格別です。

【オレンジチーズケーキ】です。しっとりしていて、美味しい！オレンジも合っています。デザートメニューと一緒に出てくるフルーツはほとんど全てをコンポートにしてお出ししているそうです。とても手間がかかっています。

【フルーツたっぷり米粉パンのフレンチトースト】はふわふわモチモチで優しい甘さ。アイスクリームが添えてあります。パンは、今度オープンする「KOMEKO88」さんのお店から仕入れているそうです。

丁寧に仕込みされているのが伝わってきます。

メロンソーダも、一番合うバニラアイスをチョイスしてあります。

たまさんは「見た目だけでなく、味にとことんこだわりたい。美味しいお食事は、人を癒し、幸せにするんですよ。」と何度も教えて頂きました。人間にとってとても大切なことを考えさせられます。とことんこだわったお食事を頂きに、是非一度、絶品ランチとデザートを頂きに、お店へ行ってみて下さい！

「Cafe＆Barあいまいな境界」ができるまで

以前の茶山通りは、ほとんどがシャッターが下りている通りでした。ここからもう少し上に登っていくと、晴れていても薄暗いような、一部の方には「エモい場所」ディープな下関のフォトスポットとして人気な通りですが、この場所には、ここで育ち、賑わいを取り戻してほしいという方々がいらっしゃいます。

改装前のCafe＆Barあいまいな境界さんの店内です。

以前はこのような状況も、今では素晴らしい店内となりました。

そしてこのお店の隣には、ARCHさんが運営するレンタルスペースが完成しています。茶山通りで、何か始めてみたいと気になる方は、是非とも茶山通りを久しぶりに歩いたり、ARCHさんを覗いてみませんか？あなたにも、偶然のような必然の出会いがあるかもしれません。

「Cafe＆Barあいまいな境界」の地図や駐車場など詳細情報

Cafe＆Barあいまいな境界

下関市長門町2-5

083-227-3255

10:00～16:00（L.O.15:30）

定休日なし/月曜日・木曜日

駐車場/なし

Cafe＆Barあいまいな境界