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“夏の陣”は一巡&格下げ騒動etc=わが国『通貨』政策の実情と正常化

窪園博俊時事通信社 解説委員
円安は一服か、「キンチョー(緊張)の夏」回避への期待感。(写真:アフロ)

(第670号・2023年8月7日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「“夏の陣”は一巡」

              「格下げ騒動」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「わが国『通貨』政策の実情と正常化」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<“夏の陣”通過>

 先週の外為市場では、日銀臨時オペで一時1ドル=143円台後半までドル高・円安が進展。週末には米雇用統計が弱めとなって米長期金利が低下し、ドル安・円高に転じた。弱い米雇用統計のおかげで円安に翻弄される『夏の陣』はいったん一巡し、当面は夏枯れ相場となるだろう(願望も込めて)。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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