アナタの家の段ボール!虫の巣になっていませんか?発生原因と対策
こんにちは!段ボールアドバイザー兼Webライターの木矢部通です。
段ボールは便利だから、ついつい収納の箱として使ったりすることがあるでしょう。しかし、段ボールは管理方法によっては虫が寄ってきやすいって知ってましたか。
特に、湿度や温度が高い場所では、虫が繁殖しやすくなります。今回は、段ボールと虫の問題について詳しく解説します。
◆この記事で分かること
段ボールの管理方法に気を付けないと虫が寄ってくる、または発生原因となるので、どのような点に注意して管理するのかアドバイスします。
※この記事には虫の写真は貼り付けないので安心して熟読してください。
段ボールと虫の問題
段ボールは、リサイクル可能で使い勝手の良い素材として、日常生活で広く利用されています。しかし、その保管方法によっては、虫の発生源となる可能性があります。
特に、湿度や温度が高い場所では、虫が繁殖しやすくなります。
◆虫が発生しやすい環境
温度:25~28度
湿度:75~100%
なぜ段ボールに虫が湧くのか
段ボールは、紙製であるため、湿度が高いと湿気を吸収しやすく、これが虫の発生を引き起こします。また、段ボールの中には、虫が餌とする細菌やカビが繁殖しやすい環境が整っています。
その他にも段ボールを貼り合わせる接着剤には、コーンスターチと呼ばれるトウモロコシ由来の糊が使用されています。コーンスターチは料理にも使用されるものでデンプン成分が含まれているため、虫の養分になる危険性が高いです。
虫の種類と特徴
段ボールのまわりでよく見られる虫には、ダニ、ゴキブリ、シロアリ、チャタテムシなどが挙げられます。これらの虫は、紙製品を食べることができ、湿度と温度が適切な環境下で大きく繁殖します。
段ボールから虫を防ぐ方法
段ボールを乾燥した場所に保管し、定期的に掃除をすることで、虫の発生を防ぐことができます。また、虫が好む環境を作らないように、食べ物や生ゴミを段ボールに入れないことも重要です。とにかく湿気を防ぐことがポイントです。
◆段ボールの防虫対策
- 段ボールに乾燥剤を入れる
- 野菜、果物を入れていた段ボールはすぐに処分
- アロマを焚く(虫が嫌うハッカ、ラベンダー、レモングラスなどがオススメ)
- キッチンに段ボールを置かない
- 部屋は清潔に保つ(ハウスダストをできる限りなくす) など
虫が湧いた時の対策
虫が発生した場合、専門の駆除業者に依頼するのが最善の対策です。しかし、自宅で対処する場合は、虫を直接取り除いた後、その場所を清掃し、再発防止のための対策を講じる必要があります。
まとめ
段ボールの虫問題は、適切な管理と対策により防げます。家庭での段ボールの使用と保管には注意が必要で、虫の発生を未然に防ぐための知識と対策が重要です。
虫は事前に防止できる問題なので、湿度管理、保管場所の注意など段ボールを正しく管理し、上手に利用しましょう。