2024年7月20日(土)、習志野市立大久保小学校創立150周年記念事業「今までありがとう 大久保小学校旧校舎 思い出ツアー」が開催されました。

最初は卒業生限定のイベントかと思っていたのですが、開催日が近づくにつれ、一般の方も参加可能とわかり、せっかくなので参加してみることにしました。

当日は朝9時半頃に到着し（今思えば登校ですね）、校内にはスリッパや靴袋などが用意されていました。帰る時（今思えば下校です）は、脱いだスリッパをアルコールティッシュで一足一足拭いてくださるなど、実行委員の皆様の心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。

受付では、校内マップと午後・夜のイベント案内、さらに、参加賞の昔懐かしいお菓子「にんじん」までいただきました。

筆者は卒業生ではありませんが、教室に入り、黒板の前に机と椅子が並ぶ光景を見ると、廊下側の席が寒く、いつも窓側の席に座りたかったことなどを思い出しました。今では全教室にエアコンが完備されているんですよね。そうした悩みもないのでしょうね。

黒板消しについても、以前は手動で黒板消しをパンパンやっていたことを思い出しました。音の割には「あまり吸わないな・・・」と思いながら使っていた記憶があります。

給食が上がってくるエレベーター（正式名称はいまだに不明）の横にあった給食委員会の年季の入った当番表。

ちょっと面白い展示物「マンモスの体毛」がありました。

これは読売新聞社からの寄贈品のようです。

こちらは「べか船」。

この地に根付いていた船なんですね。

校舎内のところどころにうわさを書き込めるコーナーがあり貼られた付箋を読むとこの学校ならではのいろんなうわさ（都市伝説？）があったことがわかります。

音楽室にはたくさんの楽器があり、大久保小学校の吹奏楽部が優秀な成績を収めていることを知りました。学校のHPによると令和5年度には第42回全日本小学生バンドフェスティバル銀賞、第22回東関東小学生バンドフェスティバル金賞・東関東代表、第22回千葉県小学生バンドフェスティバル金賞・教育長賞を受賞しているとのこと！

踊り場はいつの時代も「エモい」場所。駆け上がるか、滑り降りるか、おしゃべりに興じるか。いろんな思い出が詰まる場所。

低学年の児童の教室も見学し、高学年の児童が使う机と椅子との高さの違いに驚きましたが、そういえば6年生くらいになって１、２年生の教室に行くと低さに驚いていた記憶も蘇ります。

廊下では、卒業生が思い出作りに壁にメッセージを描いていました。普段なら大目玉をくらう「落書き」も今日は「思い出メッセージ」。

在校生は新しい校舎にワクワクしていることでしょう。新しい建物の記憶はこの先も胸に刻む事はできますが、旧校舎の記憶はここから先は刻めません。旧校舎の思い出をしっかり、心と記憶に留めておいて欲しいですね。創立150周年記念事業実行委員会の皆様、素敵な企画をありがとうございました。

◆創立150周年記念「今までありがとう 大久保小学校旧校舎 思い出ツアー◆※終了しました

日時：2024年7月20日　9:00～13:00

場所：習志野市立大久保小学校

住所：習志野市藤崎6-9-28