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【八千代市】よったいよで毎火・木・土・日営業中♪ 「松山珈琲」店主は元・豪華客船の船乗りさん!

うえこみ地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

JA八千代運営する「ファーマーズマーケット よったいよ」の敷地内に、火・木・土・日曜日に現れるちょっと珍しい珈琲屋さんをご存知でしょうか? その名は「松山珈琲」。

このお店の特徴は、「自車焙煎」と銘打って焙煎もこの車内で行っていることです。焙煎時には芳醇なアロマが周囲を包み込みます。

店主の松山さんのこだわりで、メニューにはブレンドはありません。シングルオリジンの豆のみです。「自分の好みを押し付けてしまうような気がして」と松山さんは照れくさそうに笑います。本当に珈琲が好きな人は自分好みに豆をブレンドする人もいるようで、松山さんの珈琲豆を購入するお客様はそういう方が多いようです。

注文を受けてから豆を挽き、丁寧に一杯ずつ珈琲を淹れるスタイル。狭い店内ではスペースの関係もあり、コーヒー豆は都度挽いて提供しています。そのため、いつも新鮮で美味しい珈琲を楽しめます。

この日はグァテマラの豆をいただきました。ハンチング帽をかぶり、カーキ色の服で統一されたファッションからも松山さんのセンスが光ります。松山さんによると、最近は酸味が好まれない傾向があるため、焙煎の際には酸味を極力抑えるようにしているとのこと。

美味しい珈琲を味わいながら、松山さんの豊富な話題と軽快な会話の中で「断捨離市としてフリーマーケットを開こうと思っているんだよ」とお店の奥から不思議なアイテムを見せてくれました。これは・・・?! なんでも、手彫りの天然石の象との事。

断捨離市に出されるアイテムの中に、松山さんがこれまで訪れた国内外の「港町」で購入したお土産品があります。実は松山さんの人生の一端を垣間見ることができる貴重なものばかり。

ケニアの「港町」で買った象の手彫りの置物の下にあるのは、インドネシアの「港町」で購入したブルーの綺麗なコースター。

松山さんはさらっと「元・船乗りなんです」。よく聞けば有名な豪華客船「飛鳥」と「飛鳥Ⅱ」に合計26年間も乗船していたそうです!  なるほど、だから「港町」からやってきたものばかりお持ちなわけです。言われてみてば名刺ホルダーには「ASUKA」の文字が刻まれ、その後ろにはハワイアン人形。

お店のあちこちに船乗り時代の軌跡が散りばめられていることに気づかされます。松山さんは「そんな大した話じゃないから」と謙遜しますが、乗船時代の話は非常に楽しいものでした。

筆者も断捨離市で、木枠に天然石を削り出して貼ってある美しいコースターを購入。

最近では新しい懸垂幕も登場し、美味しい珈琲を飲みながら、松山さんとの楽しい会話を楽しむことができます。運が良ければ掘り出し物に出会えるかもしれません♪(断捨離市は不定期開催です)

◆松山珈琲◆

住所:八千代市大和田新田640−1(ファーマーズマーケットよったいよ駐車場内)

営業日:火・木・土・日

地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

地域ニュースサイト号外NETの八千代市・習志野市を担当しています。取り柄はたくさん食べられることとフットワークの軽さ。どうぞよろしくお願いします。

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