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違法な音楽ストリーミング「Grooveshark」がサービスを終了

ジェイ・コウガミデジタル音楽ジャーナリスト
Grooveshark_Logo

レコード会社に許可無く音楽をアップロードして利用してきた、違法な音楽ストリーミングサービス「Grooveshark」が終了しました。

Groovesharkを運営するEscape Mediaは過去6年に渡り、メジャーレーベルから告訴されてきた歴史があります。

今回ユニバーサルミュージック、ソニーミュージック、ワーナーミュージックとの和解に辿り着き、ついにサービスを終了するとEscapeの創業者が発表しました。

すでにGroovesharkのサイトでは、サービス停止の声明文(謝罪文)を公開。

アプリ、ウェブはすでに停止しています。

Grooveshark

日本ではGroovesharkを「便利なサービス」として持ち上げるブログがちらほら見かけましたが、このサービスはLimeWireやGroksterなどと同様に著作権を侵害してきた違法な音楽サービスです。

SpotifyやDeezer、Rdio、Beats Music、Google Playなど合法な音楽ストリーミングサービスが音楽業界やレコード会社、アーティストに貢献し始めている流れがある中で、Groovesharkのような違法サービスの存在が無くなることは、音楽業界にとっても大きな勝利となるので、業界的には素晴らしい結果ですね、これは。

ソース

Grooveshark is dead (The Verge)

この記事はデジタル音楽ブログ「All Digital Music」2015年5月1日の記事の転載です。

デジタル音楽ジャーナリスト

専門は「世界の音楽ビジネス、音楽業界xテクノロジー」の執筆・取材・リサーチ。音楽ビジネスメディア「All Digital Music」、音楽業界専門のマーケティング支援会社「Music Ally Japan」や、音楽ストリーミング・データ分析プラットフォーム「Chartmetric」日本事業展開も担当。グローバル音楽業界、レコード会社、ストリーミングサービスのビジネスモデル、トレンド分析、企業分析に関する記事執筆多数。

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