令和3年度、日本では約523万トンの食品ロスが発生したと推計されたそうです。消費者庁によると、これは国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約114g)の食べもの"が毎日捨てられている状態で、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当するそうです。まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、できるだけ減らしたいものですよね。

例えば、スーパーで商品を購入する際に、値引きシールの貼られたものを購入するのも食品ロス削減の方法の一つです。坂戸市では、2024年1月22日(月)〜2月29日(木)まで、対象店舗にて値引きシールが貼られた商品を購入し、キャンペーンチラシ裏面の台紙に切り取った値引きシールを貼り、6枚集めると景品がもらえる「食品ロス削減キャンペーン」を開催中です。

シール台紙付キャンペーンのチラシは、坂戸市役所廃棄物対策課窓口(市役所2階)、坂戸市役所市政情報コーナー(市役所1階）、西・東清掃センター、環境学館いずみ、各公民館・出張所でも配布していますが、ホームページからダウンロードしたものを使用することも可能です。

今回の景品は、新聞や雑誌、ダンボールなどを束ねる際に力を入れずに簡単に結束できる分別用品「ひもくるりん」とのことです。坂戸市役所廃棄物対策課にて実物を見せていただきました。面倒で少々力のいる雑紙を束ねる作業も、こちらがあれば楽ちんです。日本製で、知る人ぞ知るヒット商品なのだそう。

景品は、坂戸市役所廃棄物対策課窓口(市役所2階）、西清掃センターで交換できます。(月〜金曜日8:30〜17:15まで(祝日を除く))交換は1人1回まで、景品はなくなり次第終了となりますので、ご注意ください。

他にも食品ロスを防ぐために、まずは必要のないものを購入しないようにすることが肝心です。冷蔵庫の中をスマホで撮影したり、メモをしてからお買い物に出掛けるとよいですね。また、すぐ食べるものは賞味期限の近いものから購入する「てまえどり」を行ったり、栄養も多く含まれている野菜の皮を薄むきにするなどの対策もあるそうです。

改めて食品ロスやその削減について考えるよい機会にもなりそうな坂戸市の「食品ロス削減キャンペーン」。対象は坂戸市在住の方のみとなりますが、坂戸市にお住まいのみなさまはぜひ一度ご確認ください。

【イベント情報】

食品ロス削減キャンペーン

期間：2024年1月22日(月)〜2月29日(木)

景品交換場所：

・坂戸市役所廃棄物対策課窓口(市役所2階)

埼玉県坂戸市千代田1-1-1

・西清掃センター

埼玉県坂戸市にっさい花みず木1-5

交換時間：月〜金曜日8:30〜17:15(祝日を除く) ※景品がなくなり次第終了