大掃除の後にこれやって!来年の掃除が劇的に楽になる汚れ防止の必殺ワザ
岐阜県で整理収納アドバイザーとして活動している高桐久恵です。
師走に入り、年末の大掃除の計画を立てている方もいるのではないでしょうか?
毎年一年溜まった汚れを落とすのも風情があっていいのかもしれませんが、一年分の汚れとなるとなかなか厄介。
日ごろからちょっとした汚れ防止の対策をするだけで掃除の回数や汚れの量が激変するって知っていますか?ぜひこの大掃除のタイミングで試していただきたい汚れを予防する予防掃除をご紹介します。
窓のサッシのレールの汚れ予防策
普段の掃除でなかなか出来ない窓の掃除。特にレール部分は気が付くと真っ黒!なんてことは珍しくありません。
複雑な形なのでササっと掃除ができない箇所でもありますよね。
そこで使って欲しいのが『マスキングテープ』です。
掃除をしたあとのキレイな状態をキープするためにレール部分にマスキングテープを貼ります。
100円ショップに行くと浴室のレールなどにも使えるカビ防止剤の入っているテープや幅の広いテープなども販売しています。
貼るのは少々面倒くささがあるかもしれませんが、貼っておくと汚れてもペロッと剥がすだけで汚れがとれるので楽になる事間違いないですよ。
ほこり防止のための予防策
ほこりは毎日上から下へ落ちてきます。床に落ちたゴミやほこりは目にとまるので掃除機をかけてキレイにすることが出来ますが、背の高い冷蔵庫や食器棚の上、キッチンのレンジフードの天井などのほこりは溜まっていく一方です。
他にも洗濯機の下やホースも手が届きにくく掃除がしにくい場所ですね。
そういった日常の掃除で手をつけにくい場所はラップをしてほこりを先にシャットアウト。頻繁にラップを交換するだけで常にキレイを保てるので是非、大掃除の後にやってみて下さい。
※レンジフードの上はマスキングテープなどで落ちてこないように固定してくださいね。
油の飛び散り防止の予防策
キッチンは日々汚れていく場所です。特に面倒なのが油汚れ。年末にまとめてレンジフードなどの掃除をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?掃除の後にやっていただきたいのがコンロの排気口部分。ここは油が奥に入ってしまうとなかなか手が届かず掃除がしずらい部分。
このカバーに我が家はアルミホイルをあらかじめ巻いています。これを月に1度新しいホイルを巻きなおしていますが一か月でかなり油が飛んでいることが分かります。
ちょっとした一手間ですがこれでかなり掃除が楽になりました。
※魚焼きグリルを使う場合は排気口をふさいでしまうので必ずこのカバーを外すようにしてくださいね!
結局一番の予防策は物を減らすこと
いくつかの方法をご紹介してきましたが物がたくさんあればあるほど掃除の手間は増えていきます。一番の予防策は表に出しておくものを必要最低限にすることかなと思います。
空間があれば汚れが目に付きやすくなり、自然と掃除をしようという意欲も湧いてくるでしょう。片付けや掃除は『やらねばならないこと』ではなく、『やると自分にとって気持ちがいいこと』と捉えることで取り組み方も変わってくると思います。
新しい年を気持ちよく迎えるためにお家の中をスッキリさせて、同時に来年の掃除も楽にできるようにしてしまいましょう!
筆者:高桐久恵(たかぎりひさえ) 整理収納アドバイザー
岐阜県で講座やセミナーのほか、個人宅の片付けサポートを行う。
生前整理アドバイザーの資格も持ち、収納よりも整理に特化したサポートを心がけています。
Instagram(@restart.138)ではお片付けビフォーアフター画像や元バスガイド時代の漫画も描いています。最近YouTubeも開設しました。