【札幌市中央区】厚真町の山口農園の「ハスカップカフェ・スタンド」が10月29日オープン!
10月29日オープンの「ハスカップカフェ・スタンド」。厚真町にある「ハスカップカフェLABO」の2号店です。丸井今井札幌本店大通館1階、札幌駅方面から南へ向かう一方通行に面しているので、ちょっと立ち寄るのに便利ですよ。
最近人気のハスカップ
ハスカップは円錐型の形をした1~2センチくらいの果実です。よくブルーベリーと間違えられますが、ハスカップは抗酸化物質であるビタミンCがブルーベリーの5倍近く含まれているといわれています。さらに、ポリフェノールの一種のアントシアニンが多く、ほかにも鉄やカルシウムなども含まれていることから、健康や美容に関心のある人たちから高く評価されています。
皮がとても薄く、収穫はとても大変。そのため生のままの流通は難しく、ほとんどが冷凍、そして生の実は酸味が強いのでジャムやソースなどの加工品にされることが多いです。
厚真町のハスカップ
厚真町では、生産者の約4分の1がハスカップを栽培しているそうで、2013年にはハスカップの栽培面積が日本一にもなっています。
私は毎年7月になると、このハスカップを求めて、厚真町の山口農園に摘み取りに行っています。
山口農園の5代目の山口善紀さん。4代目までは稲作中心の農業でしたが、善紀さんの代からハスカップ専業農家となりました。善紀さんはハスカップの品種改良もしており、2009年12月には「あつまみらい」と「ゆうしげ」が品種登録されています。
山口さんはハスカップをもっと広くいろいろな人に食べてもらいたいと、さまざまな加工品も開発しています。
新店オープン!
全国の百貨店の北海道物産展などでも人気の山口農園のハスカップスイーツや加工品。厚真町表町にある「ハスカップカフェLABO」や各種イベント出店用の移動販売車で食べられますが、札幌でも気軽に食べられる「ハスカップカフェ・スタンド」がオープンしました。
実は2021年12月にオープンした、丸井今井札幌店7階に「あつま ゆのみ茶屋」という、ハスカップや厚真町のお米を使ったスイーツなどが食べられるお店があったのですが、もう少しカジュアルに愉しんでもらいたいと、「あつま ゆのみ茶屋」を辞め、1階に「ハスカップカフェLABO」の2号店として「ハスカップカフェ・スタンド」がオープンしたのです。
今回はテイクアウト中心の小さなお店ですが、内容が凝縮しています。物産展でも人気のハスカップスムージーのほか、クレープや地元のななつぼしの米粉と水だけで作った「あつま田舎だんご」などが販売されています。
私はハスカップバナナクレープとあつま田舎だんごをテイクアウトしました。
ここのクレープ生地は真っ黒なんです。竹炭パウダーを使用したしっとりした食感でインパクト大! バナナがたっぷりと入り、あまり甘くないクリームがいいですね。
ほかほかのだんごです。
店内には、佃煮やソースなどのハスカップ商品も販売されています。
札幌駅方面から南へ向かう一方通行の通りに面しているので、前よりも立ち寄りしやすくなりました。また、お店の周辺には百貨店が設置したベンチもたくさんあり、大通公園もすぐ目の前です。
<ハスカップカフェ・スタンド>
*住所:丸井今井札幌店大通館1階
*営業時間:11:00~17:00
*休み:1月1日