「ネパール・インドレストラン＆バー ラジャ」オープン

絶品の「ビリヤニ」を求めて埼玉県外から足を運ぶファンも多かった「ネパールインドレストラン ヤニマヤ（以下、ヤニマヤ）」は、惜しまれつつも2024年6月に閉店しました。

その跡地にオープンした「ネパール・インドレストラン＆バー ラジャ（以下、ラジャ）」は、もうチェックしましたか？

元々、戸田市川岸で営業していた「ラジャ」ですが、2024年9月に現在の場所に移転オープン。店内は「ヤニマヤ」の造作を残しつつも、より明るく開放的な雰囲気になっています。

スタッフの方々は日本語も堪能で、気さくに話しかけてくれるので、初めて訪れる方でも安心です。

そして何より、オープン後に「ラジャ」を訪れた方々から称賛が相次いでいる点にも注目です！

お店イチオシの「カナセット」を堪能！

目移りしてしまいそうな豊富なメニュー。

「ラジャ」には、いわゆる「インネパ系」のカレーから、本格的なネパール料理までが揃っています。

スタッフの方に一押しメニューをうかがったところ、

「こちらを是非！」

と「カナセット」をおすすめしてくれました。

「ラジャ」で味わえるダルバートの中で、最も豪華なセットです。

「ダルバート」とは、「ダール(豆)」と「バート(ご飯)」で構成されたネパールで最も一般的な家庭料理。ネパール人なら毎日食べているという「カレー定食」のような存在です。

「ラジャ」では「ダ―ル(豆)カレー」に加えて、チキンとマトンの2種類のカレーからいずれかを選びます。

この日はマトンを選択。骨もなくて食べやすく、味わい深いマトンでした。

辛さも好みで選べるので、辛くないカレーが好みの方から激辛を食べたい方まで幅広いニーズに対応してくれます。

「カナ」とは、ネパールで「食事」という意味です。

「カナセット」には2種類のカレーに加えて、「チャトニー（トマトの漬物）」「アチャル（ジャガイモ、キュウリ、人参などの漬物）」「タルカリ（ドライ野菜カレー）」「サラダ」など多彩なメニューが「バート（ご飯）」の周りに並びます。

一つ一つが特徴的で、好きな方には満足を、食べたことのない方にとっては新たな発見をもたらしてくれる味わいです。

驚いたのは「魚フライ」。イワシが丸ごと2尾のっています。

イワシは頭や骨もそのまま食べられるほどカリッと揚げられていて味も濃厚。旨みがたっぷりです。

味もボリュームも大満足の「カナセット」。本場ネパールの味を満喫してみたい方、「ラジャ」に初めて訪れた方におすすめです。

「ビリヤニの名店」の跡地に「ダルバートの名店」！

「カナ」以外の食事を意味する「カジャ」を集めた「カジャセット」や、豊富なネパールのお酒など、「ラジャ」にはまだまだ深掘りしたくなる要素がたっぷりです。

「ヤニマヤ」閉店のニュースには、多くのファンが衝撃を与えました。

しかし、その跡地にオープンした「ラジャ」もまた名店の予感がびんびん伝わってきます。

その味は、是非お店でお確かめください！

【お店情報】

ネパール・インドレストラン＆バー ラジャ

住所：埼玉県戸田市本町4-17-8

営業時間：11時～15時、17時～22時