私達が出した家庭ごみを、処理してくれる場所が『清掃センター』です。『清掃センター』では、家庭ごみの持ち込みも受け入れてくれます。

今回は家庭ごみを持ち込む際のルールなどを『清掃センター』で教えて頂きました。

可燃ごみの組成分析の結果、約30％が紙類だったそうです。
分類すれば、ごみも減って資源にもなりますので、リサイクルボックスなどを利用し、リサイクルするようにしてください。
ゴミ出しには必ず富士宮市指定のごみ袋を使ってください。
また土曜日・月曜日は混雑するので、できるだけ避けてください。
パソコンはデーター消去すれば持ち込みが可能です。
＊事業活動に伴うごみは10kgあたり150円の手数料がかかります。

家電リサイクル法で定められている家電製品は家電取扱店などでリサイクル料金を支払って引き取ってもらう、バッテリー等処理できないごみは購入したお店で引き取ってもらうなどして下さい。モノを購入する際には、不用となった場合の処分のことも一度考えた方が良さそうですね。

以上を踏まえて、ごみの持ち込みの流れに沿って場内を案内して頂きました。

まずは門を入ってすぐ左側の受付で重さを量ります。床面のグリーンになっている部分が秤になっているので、はみ出てしまうと重さがしっかりと測れません。グリーンの中に車が収まるように停車してください。

可燃ごみは、駐車場を通り過ぎた先のスロープを登ります。

スロープを登った先にはプラットホームがあり1番から4番のドアがあります。家庭ごみは1番で受け入れしますので1番のドアの前にバックで停車し、自分でコンベアーの上に荷下ろしします。
可燃ごみに金属などが交じっていると焼却炉やコンベアーを痛める原因になりますので、しっかりと分別して、金属は不燃物・粗大ごみ処理施設へ持って行ってください。

ごみ焼却によって生じる排ガス中のばいじんやダイオキシンは浄化され、においは高温分解するなど環境に配慮した形で排出されます。

不燃物・粗大ごみは、スロープを登らず、道なりに進んだカーブの先の施設へ運んでください。車はバックで駐車して、自分で荷下ししてください。

不燃物の配線に使われている銅線、電池（ボタン電池・充電池は除く）などリサイクルできるものは分別され、更に不燃物・粗大ごみは破砕機にかけた後、金属と可燃物に分けられて金属はリサイクルされます。

ゴミを下ろした後は、もう一度受付に戻り、計量します。計量後は、駐車場に車を停め、計量票の下の部分に住所、氏名、電話番号を記入して終了となります。

『清掃センター』ではリサイクルできるものは分別し、環境に配慮してごみを焼却し、焼却により発生した熱を隣接する富士山天母の湯で利用するなど、資源化のプロとしてごみを処理していました。

みなさんも『ごみ』に対する意識を高めて、身近なSDGs（ゴミを出さない、減らす、資源化する）に取り組んでみませんか？