【長野市】市内のバス利用者の必需品、「くるる」と「Suica」が遂に連携? 協議が始まったようです。
長野市や、バスなどの交通事業者でつくる長野市公共交通活性化・再生協議会は、令和7年をめどにシステムの更新を行い、現在長野市の路線バスなどで利用が進んでいるICカード「KURURU(くるる)」に、JR東日本で発行しているおなじみのICカード「Suica(スイカ)」の機能を連携する協議を開始することを発表しました。
面積が広い長野市では、電車が通っていない地域も多く、移動手段のメインは車になっていると思います。車通勤・通学が難しい方にとって、路線バスは大事な通勤の足となっています。また、お年寄りの方など車の運転ができない方にとっても、バスは必要不可欠。ICカードくるるを所有・利用している方は多いと思います。
KURURUには、誰でも利用できる無記名カード・再発行が可能な記名カード・小児カード・障碍者用カード・定期カードがあります。
現在発行しているKURURUは、事前に現金をチャージしておくことでバス(高速バス、急行バスなどは除く)の乗車運賃をカードをかざすだけで支払うことができ、利用金額に応じてポイントが貯まります。貯まったポイントを還元すると、カードの残額に加算され、バスの運賃として利用できるようになります。(定期券購入区間は除く)
私も以前通勤でバスを利用していた際にくるるを使っていましたが、一番不便だと感じたのは現金のチャージです。くるるへの現金チャージは、一部の公共の施設や路線バスの車内、バス会社の営業所に行かないとチャージができません。
バスの車内でチャージできるから問題ないと思っていましたが、バス停車中しか購入できず、なにより運転手さんが大変そうで申し訳なく感じていました。
Suicaとの連携ができれば、コンビニでもチャージが可能となるので、かなり便利になります。Suicaの電子マネーを日頃から利用している方にとっても嬉しいですね。
Suicaは全国的にも利用者が多いと思います。今回連携することで、観光客の方々もバスの利用がしやすくなり、誘客にも大きな効果があると予想されます。
長野市民だけでなく、長野に遊びにくる方々が、ストレスなく観光できるよう期待したいですね。
※「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の商標登録です。
ICカードKURURU(くるる)
- KURURUカードで運賃をお支払いいただくと、ご利用金額に応じてポイントが貯まります。貯まったポイントを還元すると、カードの残額に加算され、バスの運賃として利用できるようになります。(定期券の区間内のご利用には、ポイントがつきません。)
- KURURU公式HP