「TauT（トート）広場」を中心とした阪急洛西口駅から桂駅の高架下は、「駅は街の縁側」をコンセプトに「トート阪急洛西口」として様々な飲食店や施設、コミュニティー広場などが整備されています。2024年7月27日の夕刻に訪れてみると「にぎわう　夜の洛西口　アジア的洛西口夜市」が行われていました。

　丹波すぐれもの大賞も受賞した「おくも丹波黒豆肉粽」（外部リンク）の主催で、TauT（トート）広場では初の試みになります。 台湾、タイ、インドなどの美味しい名店や楽しい雑貨、リラクゼーションなど、主に関西各地から22店舗が集結していました。

　連日38度を超える酷暑の中でしたが、夕方からの開催と高架下の日影が会場にもなっていることもあってか、3000人（主催者発表）を超える人たちが訪れ、大盛況となりました。各ブースをぶらぶらしているだけでも実に多彩な店があって、面白かったです。

　台湾王宮風の衝立やノボリが目を惹いた「台湾ワイン商店」（外部リンク）では、ちょっと意外でしたが、台湾産のぶどうを使って、台湾で醸される「台湾産ワイン」が並べられていました。店主曰く、直輸入販売している業者は珍しいのだそう。

　タイ風ポークBBQのムーヤンやシンパビール、かき氷などを販売していたのは左京区一乗寺のタイ料理店「AOW Kyoto」（外部リンク）です。ムーヤンはスパイスの効いたこってり感があって美味い。ビールのあてに最高ですね！

　ベジタリアン向きの野菜まん、花巻、薬膳の緑豆ぜんざいなど手作り台湾点心をいろいろ販売していたのは、「小宇宙食堂」（外部リンク）です。看板娘の娘さんと元気な親子が明るく営業していました。美味しくて体にいいものがアジアン料理にはたくさんあって嬉しいですね！

　今、カレー好きの間でも大人気の南インドミールスを販売していたのは、「マドラスカフェ」です。ムング豆のココナッツカレー御飯を中心にオクラやビーズのポリヤル、ラッサム、野菜などがてんこ盛り、油脂が少なくサラッとしていてヘルシー。絶対美味いやつでした。

　他にも糀とともに放置竹林を使ったメンマなどを販売していた「ONE BEANS」（外部リンク）や「はりと灸からだ舎」の足つぼリラクゼーション、「密密小記」（外部リンク）の台湾豆花など、どの店も魅力的で行列ができていました。

　洛西高架下では様々なイベントが開催されています。ぜひ1度立ち寄ってみてください！

「トート阪急洛西口」（外部リンク）京都市西京区川島六ノ坪町他 阪急洛西口駅高架下