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ルーキー伊藤敦樹選手のJ1初ゴールで、浦和レッズが横浜Fマリノスを下す

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第36節、浦和レッズは、ホーム埼玉スタジアムで2位の横浜Fマリノスとの一戦を迎えた。リーグ戦も残り3試合、浦和レッズは、少しよりも上のポジションに行くために勝利が欲しい一戦となった。

横浜FMが主導権を握る中で、試合を動かしたのは浦和レッズだった。17分、セットプレーの流れから、大外にいたMF伊藤敦樹にボールがこぼれると、そのままゴールに押し込んで、浦和レッズが先制。伊藤選手はこのゴールはJ1初ゴールとなった。その後もお互い攻守の切り替えの早い展開となるが、1-0で浦和レッズが1点リードで折り返した。

後半47分、立ち上がりに浦和レッズが追加点。MF伊藤敦樹がMF江坂任のパスで抜け出すと、GKをかわして逆サイドにいたMF田中達也へパス。田中が無人のゴールに押し込んで2-0とした。

先制点に続き、ゴールをアシストした伊藤敦樹選手は「ボールを奪ってから早く攻めようと思っていたので、あのような場面では自分が前に出て行こうと思っていたので、それがしっかり点に繋がったのは良かったと思います」とゴールを振り返った。

2点を追いかける横浜FMが主導権を握り続ける展開が続くが、浦和レッズもゴールに鍵をかけて決定的チャンスも与えない。しかし84分、横浜FMが、MF水沼宏太の折り返したボールをレオ・セアラが右足で押し込んで1-2とした。横浜FMは怒涛の攻撃で、同点を目指すが、試合はこのまま終了して

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「今日の試合で、ポジティブな所は結果だと思います。一方で、攻撃の所では望んだことが出せなかった。我々としてはよりボールを持って試合の主導権を握りながらやっていきたい。そしてそれを相手陣内でやっていきたい。そこが今日は出来なかったと思います」と試合を振り返った。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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