観光ツアーには欠かせない!いすゞ GALAの徹底レビュー!
クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、観光バス「いすゞ GALA(Jバス)」についてレポートしていきたいと思います。ちなみに皆さんは、観光バスを間近でジックリ見たことはありますか?かく言う私も、利用することはありますが、装備されている機能の1つ1つを知っているわけではありませんでした。修学旅行で乗ったことあるよ~!など身近な乗り物ではありますが、意外と知られていない機能が沢山あったので「北海道北見バス」さんの協力の元、車両撮影させて頂きました。
この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、宜しければご覧になってみて下さい↓
北海道北見バスさんのツアーにも参加させて頂きました↓
いすゞ GALA(Jバス)(7速MT) はこんなクルマ↓
【型式】QTG-RU1ASCJ
【長さ】1199×【幅】249×【高さ】352(cm)
【乗車定員】55人
沢山人数が乗れることから、観光や旅行などに大活躍の大型観光バスです。AMTによるスムーズな走り、車内を移動しやすいフラットフロア、インテリア全体に備えた快適装備など、長距離走行におけるドライバーや乗客の疲労を、より軽減する仕様になっている車です。
その① 外観
サイドミラーが垂れた耳、フォグランプがチークのように見えるので、親しみやすく可愛らしいフロントフェイスだなと感じました。
サイドには、「KITAMI BUS」のロゴが!赤い車体に白が映えていてカッコイイ!
ガンダム好きの私としては、ガンダムの口のような形をした、このダクトが萌えポイントでした。
リアには、丸い形のライトが縦に4つ!超個人的な意見ですが……、昆虫の目みたいで可愛い……以前、スタイリッシュなデザインの「三菱ふそう エアロエース」という観光バスをご紹介させて頂いたのですが、それとは打って変わって、良い意味でブサ可愛いデザインとなっていました。
扉を開けるボタンは、乗り込み口の真横に付いています。ちょうど、腰の位置にあるので、とても押しやすかったです。
その② 使い勝手
車内は、お客さんがいかに快適に乗車出来るかがよく考えられていて、おもてなし感満載でした。それでは、詳細を見て行きましょ~!
高級感のあるシートの柄が◎。また、床に段差がないので、車内が移動しやすいです。
運転席のすぐ後ろの座席は、真ん中がパカッと空くようになっています。すると、足を伸ばして座れるというわけです。
ヘッドクリアランスは……。158cmの私が立てるくらいあります。これを狭いと言う人はいないと思います。
運転席右側には、照明&テレビ点灯スイッチなどが付いています。
入ってすぐの所には、ポットなどを収納出来る棚があります。
その③ 寒冷地 ならではな 箇所
雪が沢山積もる北海道では、寒冷地仕様として フロントサイドにある窓ガラス&ミラーにヒーターが搭載されています。これによって、窓ガラスが凍らずに、クリアな視界が保たれるそうです。
さらに、扉にある窓ガラスにもヒーターが搭載されています。ここの部分が凍ってしまうと、サイドがかなり見えにくくなるそうです。
ちなみに、荷物を積み込むサイドドアにも付いています!
その⑤ 走行性能
ギアが入りずらくて、運転がかなり難しかったです。圧縮空気で変速機が操作されるので、愛車(ランクル76)のようにギアチェンしようとするとなかなか入りません。コツは加速していくと共に、指で優しく押すように変えていくことだそうです。7速もあるので3速に入れたと思ったのに5速に入っていたり、最後は「私って何速に入れたかったんだっけ?」という事態に……。
また、車両サイズが大きいのでハンドルを切るタイミングが乗用車と全く違い、急カーブはいつもの感覚でハンドルを回すと、曲がれませんでした。
ハンドルが縦ではなく横に付いているのは、大きくても回しやすいようにという理由からだそうです。
バスの中で何かあった時、周囲に危険を知らせるために点灯する青いライト。このライトが点滅しているバスを見つけたら、すぐに行動を!
ということで、今回は大型観光バス「いすゞ GALA」をご紹介しました!皆さんも街中で見かけたら、注意深く観察してみて下さい!