【台湾】空港から徒歩10分!世界一パンとクチドケ最高なクロワッサンを堪能「YOSHI BAKERY」
台湾はもちろん、フランスや日本スタイルのパンも堪能できる!大人な台北パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
そう、いつもは日本国内のパンを紹介しているのですが、今回は番外編。10月上旬、実に9年ぶりくらいに台湾へパン旅ってきたので、2024年度の美味しい台湾のパンをご紹介します。
台北の松山空港から徒歩10分くらいのところにあるYOSHI BAKERY。松山空港の出口を出て、目の前の大通りをまっすぐ行き、途中右折すると到着です。道順としては難しくないのですが、初めての地だと迷ってしまうこともあるので(実際、ちょっと迷ってしまった私)事前に詳しく地図で確認、もしくはスマホの地図アプリを参考に行った方が良いかもです。
初めて台湾を旅する方のために、空港のことをもう少し詳しく説明しますね。台北には松山空港と桃園空港と2箇所あります。どちらも街の中心部にそこまで遠くはないのですが、松山空港の方がMRT(地下鉄)を利用した場合、台北駅へ20分くらいで到着するため比較的利便が良いです。
YOSHI BAKERYは、2017年にパンの世界大会である「モンディアル・デュ・パン」で世界チャンピオンになった陳耀訓さんがオーナーシェフのお店。営業は12時(11時半の可能性もあり)からと少し遅めなのですが、店内にはフランス風、台湾の食材を使った台湾風、そして、なんとチョココロネなんかも売っていて、日本風のパンもあります。
それというのも、陳さんは台湾ローカルのパン屋さんで見習いとしてキャリアを開始したのち、日本人シェフで「野上麵包」の野上智寛さんのもとでパン作りを学んだぶなど日本ともご縁のある方なのです。
クロワッサン、苺香絮語を実食
人気があるというクロワッサン。POPに「熊本」の字を発見!どうやら熊本産の小麦粉を使っているみたいです。
生地にバターを折り込み、通常、27層にするのが一般的なクロワッサンですが、こちらのは層を少なめにしているのだそう。
そのためなのか、バターの濃厚さは存分に感じるのに、ふんわり軽くめちゃくちゃエアリー。そこまで焼き色も濃くないので香ばしさよりもバターの風味が印象的。なんというか、スタイリッシュな味わいで日本でもこんなに好みのクロワッサンに出合うのはあまりないくらい気に入った一品。
モンディアル・デュ・パンの大会の優勝時にに作った莓香絮語(Méi xiāng xùyǔ)メイシャンシー)もやはり人気があるパン。
ドライイチゴにフランボワーズ、エディブルフラワーのバラが練りこまれていまれていて、クラム(内側)はむにゅりとした食感で、甘酸っぱいフルーツの味わいが口内に広がります。表面に模されている台湾獅子舞に気分も上がります。
開放感のある店内なのですが、クロワッサンも莓香絮語もレジ近くのショーケースで販売されていたので、人気のパンをとりあえず購入したいのであれば、そちらで選ぶと良いかも。
訪問時は雨だったので気づかなかったのですが、通りの逆側には緑あふれる煉瓦なエリアにベンチもあるようなので、そちらで購入したパンを食べることもできるようですよ。
動画でサクっと「YOSHI BAKERY」の様子を知りたい方は、4.06あたりからチェックできます。
YOSHI BAKERY
住所:台北市敦化北路244巷51号
電話番号:(02)2718-2728
営業時間:12:00~19:30
定休日:無休