【福島市】庶民価格なのに本格的な「おかあさん食堂」の手作り定食でほっこり満腹
贅を尽くした料理もいいけれど、家庭的な定食が恋しくなることもあります。そんなときにぴったりなのが「おかあさん食堂」。
「おかあさん食堂」は福島市中心部の雑居ビルの2階にあります。店内はとっても明るくて広々。
豚のしょうが焼き定食(890円・税込)や最近人気だという野菜炒め定食(880円・税込)などを求めて、サラリーマンの方やお腹いっぱい食べたい大学生、家族連れはもちろん、女性同士のグループなどさまざまなお客さんがひっきりなしに訪れる人気店です。
一番人気は日替わり定食(月・火・木・金のみ)。取材日のメニューは「プルコギ」で、メインのプルコギにご飯と味噌汁、小鉢が2つにお新香がついて890円と、一番人気なのがうなずけるボリュームです。
今回は、これまた大人気という「とり唐定食」(900円)をいただいてみました。
見てください、唐揚げがこんなにいっぱい!贅沢に鶏もも肉を1枚分使っています!
外はカリっと、中はプルプル、ふわふわ。この食感としょっぱすぎずちょうどよい味わいには理由があります。
それは、注文を受けてから鶏肉を薬味とタレに漬けこんで1つ1つ揚げているから。手間暇かけて手作りしているから余計に美味しいんですね。揚げたてなのでやけどしそうなくらい熱々で、ちっとも油っぽくないので、ちょうどよい味加減なのも手伝ってご飯がどんどん進みます。
そして手作りなのはメインのおかずだけではありません。小鉢やお味噌汁も全部手作り。毎朝早くから仕込みをしています。お味噌汁は、かつおぶしと昆布でしっかり出汁をとった具だくさん。思わずおかわりをお願いしたくなるくらいの美味しさです。
ご飯はガス釜で炊いているので、ふんわり仕上がっています。今日のお米は福島県産「天のつぶ」。本来少し粘り気が少ない「天のつぶ」ですが、丁寧に炊いているのでお米の味がしっかりしていてとても食べやすく、美味しく炊きあがっていました。
店長の佐藤幹子(さとうみきこ)さんにお話を伺ってみると、ご飯は昼営業と夜営業の時間に合わせて米研ぎをし、ちょうどよい時間に炊き上がるようにセットしているのだそう。「今日は天のつぶですけど、コシヒカリを使うこともあります。どちらも福島県産です。美味しく炊きあがるように毎日工夫しています。」
その美味しいご飯は「少なめ」「ふつう」「大盛り」から選べますが、遠慮なくお腹いっぱいになってもらいたいからと大盛り無料という気前の良さ!またコーヒーとほうじ茶(福島市北町の松北園の茶葉を使用)サービスも嬉しいですね。
夜は晩ごはんを食べる人はもちろん、軽く一杯飲んでいくお客さんも多いそう。晩酌セット(1000円)で美味しいおつまみと一緒に冷えたビールで1日の疲れも飛んじゃいそう。
そして、12月19日頃からはなんと朝ごはんも始める予定。
モーニングタイムは6:30~9:30で価格は500円~の予定。これはまた食べに行かなくちゃ。どんな朝ごはんになるか楽しみです。
家庭的で庶民価格だけど本格的な「おかあさん食堂」の定食で、お腹いっぱいになってくださいね。
<おかあさん食堂>
住所:福島市万世町5-3ニュー万世ビル2階
電話番号:024-572-6085
営業時間:11:30~14:30/17:00~12:00
定休日:毎週水曜日
おかあさん食堂