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【福島市】アートカフェで個性的な5人の絵師の「おえかきなかま展」が開催中

Ikuko Sato福島応援ライター(福島市)

福島市八島田にある「art&café Petit Peche(アートカフェ プティペシェ)」で6月30日(日)まで開催中の「おえかきなかま展」。福島市在住の個性的な5人の絵師の似顔絵が展示されています。

プティペシェのおしゃれな空間の中には、5人が描いた似顔絵がきれいに飾られていて、この空間がアートそのものといった雰囲気です。

まずは絵師さんの紹介をしていきましょう。

■マジシャンはちまき 八巻重男

絵描きのグループ「おえかきなかま」の代表で、似顔絵師でマジシャン・バルーンアーティストの八巻重男さん。大人数の似顔絵を特に得意としている面白い絵描きさんです。

1966年生まれ 福島県出身。
持ち前の明るさと人あたりの良さ、オヤジギャグ満載の朗らかで巧みなトークで、福島を中心に様々な場所でマジックショーを披露している。
バルーンアートや似顔絵なども修得し、老若男女問わず観客を笑顔にする三刀流
マジシャン!
現在、5分似顔絵という新境地にもチャレンジ中。
(おえかきなかま展プロフィールより)

マジシャンはちまき 八巻重男さんのInstagram

■絵かきの庭 菅野愛希

次にご紹介するのは、このアートカフェで個展を開いたこともある菅野愛希さん。グラフィックレコーダーや画家としても活躍中で、優しさが伝わってくる画風が持ち味です。

1998年生まれ、福島県福島市出身。イラストレーター。
イラスト、アート、グラフィックレコーディング、各種デザイン等、幅広いジャンルで制作活動を行う。
高校卒業後、1年間のひきこもりを体験。その後、地元福島でのボランティア活動の中で、描くことで誰かの役に立てるということに衝撃を受け、2021年にイラストレーターとして開業。
自分を支え育ててくれた地域の人々とのつながりを大切にしながら、あたたかさや光が伝わるような作品づくりを目指している。
クリスチャンであり、聖書をテーマにアート作品の制作も行なっている。
絵を通して、無条件の愛や希望を一人でも多くの方の心に届けたいと願っています。

絵かきの庭 菅野愛希さんのInstagram

■彌綸似顔絵彩館 - mirin nigaoe saikan -髙橋那實

似顔絵のプロ絵師として活躍している髙橋那實(ともみ)さんの似顔絵は、モデルの特徴をよくとらえていて大人気です。

福島県いわき市出身。大学進学を期に福島市に移り住み、そのまま就職、結婚。
昔から絵を描くことが好きだったが、公務員家系で育ち、絵では食べていけないという刷り込みから、自分の気持ちに蓋をして絵を描くこととは無縁の進路を辿る。
夫、男の子2人の子育てに四苦八苦しながらも、自立した母を目指して、やっぱり好きを仕事にしたいと、ずっと憧れだった似顔絵師になることを決意。
2023年、似顔絵クリエイター養成講座を卒業後、【さくらもち】として似顔絵師
デビュー。にがおえ養成講座の添削講師や、福島県内の企業イベントの出張依頼、マルシェ出店などを経験。2023年11月、地元福島での個人活動に専念するため、絵師ネームを【彌論似顔絵師・高橋那實】と改め、似顔絵会社との契約を解除。
気持ち新たに、似顔絵の新しいカタチや可能性を模索しながら活動中。
誰かの喜ぶ姿や笑顔 = 自分の幸せと原動力になっていると実感し、似顔絵は私にとってまさに天職 - calling -です。
大好きな福島に貢献したい、絵で幸せを届けるお手伝いをしたい、母になってからでも夢は叶えられる、そんな想いを抱きながら、魂を込めてお描きしています。
(おえかきなかま展プロフィールより)

彌綸似顔絵彩館 - mirin nigaoe saikan -髙橋那實さんのInstagram

■〜アトリエ Loop in Loop~高橋美樹

パステル画家、イラストレーター、画家としても幅広く活躍している高橋美樹さんの似顔絵はキャラクターを生かしたポップな絵柄が持ち味です。

福島県福島市出身・在住のイラストレーター・色彩アドバイザー。
日本パステルシャインアート協会公認アドヴァンスインストラクター。
県内を中心に、キャラクターデザインやキャラクター似顔絵、ロゴマーク、商品
パッケージ、イベントポスター、観光マップ等を手掛ける。
パステルアート講座の講師を務めるかたわら、パーソナルカラーアナリスト・色彩
心理診断士として、色彩心理(カラーセラピー)講座・パーソナルカラー講座を開講。
個別でのアートセラピーやカラーカウンセリングも随時。
■第107回「二科展 絵画部」入選
■第72回〜第76回「二科展デザイン部:イラストレーション部門」入選
■第88回〜第90回「福島県美術協会展」入選
***
今回、いつものキャラクター似顔絵のほかに、パステルと色彩心理を組み合わせた
オリジナルの『〜色と表情で描く〜まんまる似顔絵』も展示しております。新しい
カタチとしての似顔絵の可能性を感じていただけたら幸いです。
私にとって絵を描くことは、お仕事であるとともに大切な自己表現やコミュニケーションのひとつになっております。展示作品を目にした方の心に響いたり、ほっこりほんわかなあったか〜い気持ちになっていただけるアートをお届け出来たら、とても嬉しく思います。
これからも作品を通して、ひとりでも多くの方に、この想いと描く楽しさや喜びを伝えていきたい所存です。
(おえかきなかま展プロフィールより)

〜アトリエ Loop in Loop~高橋美樹さんのInstagram

■似顔絵屋 コハルビヨリ

コハルビヨリさんはイラストレーターとしても活躍中。得意なのは動物の似顔絵で特にペットを飼っている人から大人気の似顔絵師です。

東北芸術工科大学美術科洋画コース卒 福島市在住
幼少期より絵を描くことが好きで、兄の勉強机の椅子の裏に落書きをしていたことが一番古い記憶。
高校、大学と美術系の学校で絵画について学んできたが就職では美術関連の職が見つからず、敢えなくそれ以外の職種に就職。その時は今はインプットの時期だと考え、画廊を巡ったりして勉強していた。
その後やはり絵に関わる仕事がしたいと似顔絵師として活動を開始。
その頃ちょうど愛犬のラブラドールレトリバーの「小春」と暮らし始め、犬の愛らしさや楽しさ、何より真正面からの愛情に色んな場面で助けられたため、犬に恩返しがしたいと考え動物に特化した似顔絵師になることを決意する。
名前の「コハルビヨリ」は愛犬の小春から。
冬の小春日和の陽気のように、思わず肩の力が抜けて笑みが溢れるそん似顔絵を描きたいと願いを込めてつけた。
現在は企業イベントからのご依頼のほか、ペットショップやマルシェなどに出店。
似顔絵のほかにイラストレーターとしても活動中
(おえかきなかま展プロフィールより)

似顔絵屋コハルビヨリさんの連絡先リスト

■「おえかきなかま」について

代表の八巻さんによると、情報交換をしようと福島市在住の似顔絵師が集まったことがこのグループを作ったきっかけ。「1人ではできなかったことが5人が集まったからこそできる」と、この「おえかきなかま展」を企画したそうです。見ているだけでわくわくする、それぞれに個性のある5人の似顔絵をぜひご覧ください。

開催している場所は「アートカフェ」。似顔絵を見た後は美味しいもので一息つくのはいかがですか?「art&café Petit Peche(アートカフェ プティペシェ)」では、コーヒーなどのドリンク類はもちろん、パフェなどのスイーツ、ランチも提供しています。不定休なので、営業日はお店のInstagramでご確認を。

ランチのサンドイッチはサラダとグラタンがついたワンプレーとで800円(税込)
ランチのサンドイッチはサラダとグラタンがついたワンプレーとで800円(税込)

イチオシ中のフレンチトーストは500円(税込)と驚きのリーズナブルさ!
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<おえかきなかま展>
日時:2024年6月1日(土)~6月30日(日)11:00~17:00
場所:art&café Petit Peche(アートカフェ プティペシェ)
入場料:無料
問い合わせ:090-2991-5135(八巻) yamaki.magic.1023@gmail.com

<art&café Petit Peche(アートカフェ プティペシェ)>
場所:福島市八島田字桃木町8
プティペシェのInstagram
問い合わせ:InstagramのDMでお願いします

福島応援ライター(福島市)

福島をこよなく愛する大の猫好きライター。関心事は、食と酒、料理、街歩きや街づくり、写真、スポーツ、映画やサブカルなど幅広く、新しいもの大好き&好奇心旺盛。歴女でもある。

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