ワインマニアが自信をもっておすすめしたい。いまおすすめしたい美味い白ワイン3選
※お酒は20歳になってから
ワインマニアがおすすめしたい白ワイン3選
夏の時期に飲みたいおすすめワイン。本日はワインマニアである筆者が、「白ワイン」にフォーカスし、手放しでおすすめしたいワインを3種ご紹介します。
本記事では「ネットで買える」銘柄を選定し、価格帯は2千円~4千円台まで千円刻みで1本ずつセレクトしました。
実店舗に置いてある可能性が低い銘柄もありますが、ネット等を通じてなるべく全国の方にご参考いただければと思います。
キリヤーニ パランガホワイト
定価は2,200円(本体)ネットで最安値で千円台を見つけることも出来るはず。
こちらは、とにかく香りが華やか。味わいはすっきりした飲み口の白ワインです。
しばしばワインの香りを「白い花」と表現することがありますが、これはまさに、白い花やシトラスの石鹸のような香りがします。ワインの香りにあまりそのような華やかな香りを感じたことないがない方にぜひお試しいただきたい1本。
味わいは程よい酸味とほろにがさがありキリッとした飲み口。夏の時期にしっかり冷やして飲みたいワインと言えます。
筆者が感心したのは、価格とのバランス。産地はマイナー産地の「ギリシャ」で、まだ注目されていないワインのひとつなのもポイント。辛口ワインが飲める方におすすめします。
ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン
定価は3,400円(税込)です。
まず、こちらのワインは、同ワイナリーから似たような名称の銘柄がリリースされているため、注意してください。
ステレンラストがワイナリー名、そしてオールドブッシュヴァインというのは「古い株仕立てのブドウの樹」の意味です。シュナンブランはワイン用の原料のブドウ品種の名前です。
木樽熟成のワインを楽しもう
このワインは木の樽での熟成を施すことで、香ばしさをワインに付与しています。
木の樽で寝かせることで、白ワインはまろやかさ、クリーミーなコクが表現され、リッチな味わいが生まれます。
一方でステンレスのタンクで熟成させると、果実みが豊かに立ちます。これはいわゆるスッキリ、フルーティーなワインに仕上がります。1本目の「キリヤーニ パランガホワイト」はステンレスタンクによる熟成。これも頭の片隅に置いておきたいですね。
こちらのワイン、ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブランは木樽での熟成由来の香りがしっかり。トロピカルフルーツを思わせる果実の香りも豊かに感じます。
まるで高級ワインか!?と思うほど、素晴らしい味わいで、複雑さ、香ばしさ、果実みのバランスなどが整っています。3千円台でこの品質は驚異といえます。倍の値段といわれても疑いようがないでしょう。
木樽熟成の白ワインで、有名・かつ人気銘柄のひとつに、ブレッド&バターという白ワインがあります。このワインは、ワイン名の通り、まさに香ばしく樽の香りが特徴で、パン(ブレッド)やバターのような香りがするワインということで知られています。
今回のステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブランも樽香が豊かでなワイン。ブレッド&バターがお好きな方に刺さるであろう1本です。
販路が限られておらずマイナーな銘柄です。なかなかワインショップでも目が付けられてない穴場銘柄。いまのうちにネットでどうぞ。
高畠 フニクリ・フニクラ・デ・木村シャルドネ
最後は近年注目の日本産のワイン。価格は4千円台半ば。そして「日本」の山形県の名門ワイナリーのひとつです。
先ほどのステレンラスト同様、こちらも木樽熟成を施したワインのひとつ。
筆者はこのワインに、蜜入りのリンゴのような豊かな果実みに酸味を想起しました。心地よい樽の香りと相まって、大変においしい。
このワイナリーは、年々品質が向上しているワイナリーのひとつで、2021年ヴィンテージはかなり良く仕上がっていると言えます。逆に言うと、過去の年号の同ワインは口コミで一部評価が低く書かれているのを見て、残念に思います。
フランスの銘醸地にブルゴーニュという産地がありますが、やや、スケールは小さく感じるものの非常にブルゴーニュ「っぽく」作っているワインのひとつ。日本ワインがお好きな方へのプレゼントにも良いと言えるでしょう。
ご紹介銘柄のまとめ
①キリヤーニ パランガ ホワイト 2023
②ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2022
③高畠ワイナリー フニクリ・フニクラ・デ 木村シャルドネ 2021
可能であれば同一の年号を探してみてください。筆者が数多く試したワインの中でも「特に美味しい!」と感じたワインです。ぜひみなさまのワインライフの一助としてみてください。