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【どこで選ぶ?】整備士が直伝!中古車を選ぶときに見るべきポイント9選!

やっさん|クルマ好きの味方車系インスタグラマー

新車の納車が遅れるのがストレスになる方は多いと思います。

私の友人にも新車の納車を1年待ちの人がいて、早く納車されないかなとぼやいていました。

納品が待てないよという方におすすめなのが中古車で購入するという選択肢です。

この記事では車系Instagramでフォロワー7,900人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する生粋の車好きの私が、中古車を選ぶときに見るべきポイントを9つご紹介します!

【今人気急上昇!】新車納品が待ちきれないアナタへ中古車のススメ!

私が中古車を勧めるのは納車が早く済むからだけではありません。

車に強いこだわりがない方には選択肢としてメリットになることの方が多いと感じる場面も多いです。

どんなメリットがあるのか解説します。

中古車を勧める理由

中古車は現物販売になるため、新車より納品が早いのが特徴。

販売店によっては実際に乗って乗り心地や運転したときの状態を確かめられるので安心感があります。

近年は新車不足も影響して価格が上昇ぎみですが、掘り出し物の車が見つかる場合もあります。

また、気持ちの面でも中古車で購入できるのはメリットといえるでしょう。

多少車をぶつけても「中古で買った車だし、いいか」と思えちゃうことがあるかと思います。

そんな魅力いっぱいの中古車、どのように選ぶのがいいのか整備士の目線で注意すべきポイントをご紹介します。

【必ずチェック!】走行距離はどのくらいか

一番の目安としてあげられるのが走行距離の長さ。基本的に短ければ高価、長ければ安価だといえるでしょう。

走行距離の目安とされるのが1年につき走行距離が1万km。それ以上の年間走行距離だと車が酷使されているので注意が必要です。

10万kmの大台を超えると大きく下落することが多いので状態をみて納得できるなら選んでみてもいいでしょう。

【安全性は大事】事故車は絶対NG!見極めるポイント

価格が極端に安いと思っても選ぶ前に一度疑う癖をつけましょう。

理由としては、事故車である可能性があるからです。

事故車は修復歴がある車のことで、大きな事故を経験しているものだと車のフレームを修復しているケースもあります。

フレームは人間でいうところの骨の部分。

想定外の不具合や故障の原因につながってしまうのでよほどのことがない限り選ぶのはおすすめしません。

修復歴がある中古車は車種の情報を記載することが義務付けられているので必ず確認をするようにしてください。

【走行距離に比例する?】年式はどのくらいか

年式は、その車が乗り出されてからの期間が分かります。

中古で選ぶ場合は一つの目安として6年落ちを選びましょう。状態が良いものと出会える可能性が高いです。

フルモデルチェンジした場合、車の外観やシルエットも変わる場合があるので注意。

デザインにこだわりがある人は、購入タイミングを考えてみましょう。

【余計な支出をカット!】車検の状態をチェック

意外と見落としがちなのが車検のタイミング。

中古車は車の車検整備が行われていないパターンもあるので注意が必要です。

車検がされていないと、別途費用がかかります。

購入する際は、「車検整備付」の保証がなされた車がおすすめ。

自動車取得税・自動車重量税の諸費用は別途かかるので頭に入れておきましょう。

【いざという保険に】保証がついているかどうか

保証がついているかは中古車販売店にもよりますが、近年は中古車市場の高まりも相まってサービスの質を高めている販売店も増えています。

これはサービスの一環として行われているものなので販売店によって様々ですが、一度確認をする価値はあると思います。

【実物をみよう!】外装と内装の状態は見て確認

中古でも見た目や内装が良ければ大丈夫という方はぜひ一度現物を見てみてください。

外装は外からでも確認できますが、内装の状態は一度自分で触れて確認をすることをオススメします。

変な傷みやタバコのにおいがないかどうか、備え付けの備品に不具合がないかを確認しておくことで納得して購入できます。

【振動は大丈夫?】エンジンをかけた時に音を確認!

これは整備士目線の注目ポイントですが、エンジン、ミッションなどに違和感がないかはぜひ確認しておいてほしいところで、特に振動には要注意。

車が大きく震える感覚がある場合はエンジン部分に何かトラブルを抱えている場合があります。

エンジンマウント(エンジンをささえるゴムだけならいいのですが)

エンジンまわりのトラブルは余計な出費の元。時間に余裕があれば確認しましょう。

ミッションもCVTなど故障したままで平気で売ってる車屋もあるので一度ナビやオーディオなどの音をけして走行してみましょう。

【中古車は実物に触れよう!】走ってみて異常音がしないかチェック!

中古車は保証がつくところが増えたといっても未だに保証がされないケースもあります。

理由としては、中古車は現状販売が主流で後からミッションの不具合を追求しても責任を負ってくれないからです。

エンジン、ミッションなどのメーカー特別保証はだいたい5年10万kmで、それ以上だとどうしようもないケースがあるので注意しましょう。

【車の心臓は必ず見よう!】エンジンルームの確認を忘れずに

エンジンルームは必ず一度開けて確認することをおすすめします。

理由は、オイル漏れを隠して車検を通しているような悪質な販売店も存在するからです。

判断基準として、オイルの匂いや冷却水特有の甘い匂いがするときは一度拭き上げてごまかしている可能性があるので、車検が通っていても注意しましょう。

【プラスαの選定基準】オーナーの入れ替わりは激しくないか

車を買う際にもし分かるならどれくらい車のオーナーが入れ替わったのか販売店に確認してみるのも良いでしょう。特にワンオーナーの場合、これまでの整備の有無やオーナーの人柄も分かるので購入する際の安心材料になりえます。

また、複数のオーナーに使われたことがない車はクセもつきにくいので個人的には運転しやすい利点があります。

【まとめ】

この記事では中古車選びのポイントとして9つの見るべきポイントを解説しました。

新車が手に入りにくい現在、中古車は選択肢の一つとしてとても魅力のあるものだと感じています。

ただ、当たり外れがあるものなので信頼できる販売店か自分の目で確かめる眼が必要になります。

ぜひこの記事を中古車選びの際の目安にされて選んでみてください。

良い車との出会いがあることを願っています。

車系インスタグラマー

某自動車メーカーの整備専門学校を卒業後、整備士、フロントマンとして活躍、その後、もっと車を「見て、乗って、ワクワクする」をコンセプトにSNSやブログメディアにて発信をしています。

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